決心 | 旦那くんの分まで精一杯生きる〜闘病・死別の記録からの私の奮闘記〜日々是好日〜

旦那くんの分まで精一杯生きる〜闘病・死別の記録からの私の奮闘記〜日々是好日〜

結婚3年目に悪性リンパ腫になった旦那くん。5年目にリンパ腫再発。同種移植を経て、
2016年2月に再々発。3月16日から在宅緩和ケア。
4月14日、自宅にて旅立ちました。享年35歳。旦那くんの生きたかった今日を精一杯生きる!

生きてる事は
それだけで幸せなんだという事を、 
旦那くん、、
まーくんから教えてもらいました。
まーくんが病気になって
頑張る姿をずっと側で見て、
亡くなる瞬間側にいた。
今病気だとかそんなのは関係なく、
自分もいつ何があるかわからないから、
好きな事をしてみようと、
闘病生活を一緒に送りながら、
そう決意してた。

そう思って
住んでみたかったという
理由だけで
沖縄移住に向けて動き出したら、
まさかのトントン拍子で
沖縄での就職が決まった。

そして移住の日まで日があるから
短期バイトしようかな、
と始めたバイト先で、、

彼に出逢いました。

まーくんを想う気持ちとか、
そういう事以前に、、
誰かとまた付き合うとか、
全く!!想像もしてなかったし、
歳も歳だし無いだろう!と思ってた(笑)

でも、
実際付き合ってみると、
遠距離だけど楽しいし、
何より、、
私をとてもとてもとっても!
大切にしてくれています。
家族と友達がいれば充分だと
なんとなく思っていたけど
誰かに
毎日毎日想ってもらえるって
こんなに幸せな事なんだなと感じた。

前向きな私ですが、
やっぱり死別の怖さや、
悲しみはずっと胸にあって、
想いを引きずっているのとは違うんだけど、ずっとずっと悲しみ苦しみは消えません。

だから、急に泣き出したり、
今の幸せに怖さを感じて、
ややこしい事を言って困らせたり。
何度も何度も。。
でもそんな私に何も言わず
側にいて受け止めてくれる
優しい彼です。

そう。
恋人に関わらず、
誰かといる事で
生まれる「幸せ」は
いつか無くなるし怖いと感じた。

1人ぼっちになる
という意味ではなくて、
1人でも幸せだ!
という時間をちゃんとしっかりと
持てる人間に
なりたかった。

でも、
実際始まった沖縄生活は、
思い返してみても、
全然1人なんかじゃなくて、
毎日電話して、
毎日毎日神戸から
いっぱい幸せを送ってくれました。
彼がいたから、
沖縄生活を楽しめたと
ホントに感じています。

まだまだホントは、
誰かと暮らすのは、
怖い気持ちが勝つのですが、
勇気を出して、
新しい一歩を踏み出します。

という事で
もう少し沖縄にいるけど、
来年の半ばには
神戸に帰る事にしました。

伝えたかった人。
まーくんのお母さん。
に
ちゃんと報告できて
とても喜んでもらえたので
こちらでもご報告を。
いつもいつも
私の幸せを願ってくれて
ありがとうございます。

住みたかった沖縄に住めて
私の人生は更に
充実したものになった。
一生ものの出会いもあった。
寂しいけれど、
まだまだいっぱい遊んでね!

そして
どこで生きたとしても
これからももっと
充実した人生を送る!