ただいま「古事記」を読んでいます。

大人になると、あまり耳にしませんよね・・・

「日本書紀」とか「古今和歌集」みたいな、

昔々のおはなしです。

 

といっても、自分が読んでるのは、

原典でもなければ、現代語訳でもない、

「とんでもなく面白い古事記」という本。

萌え要素のあるイラストがあったり、

要所で的確なツッコミが入るという、

さらに読みやすくなってるものです ^^;

(古事記の原典はないらしい)

 

それまで、古事記自体に特段興味はなかったのですが、

ブックオフで108円の本を読みまくるという、

教養の底上げ運動を開始しましたので、

その中でなんとなく目に留まったので買ってみました。

 

いやぁ、読んでみると面白いです。

まだ半分も読んでませんが、日本の神話みたいな感じです。

イザナミ、イザナキという神々が、アメノヌボコという矛で、

オノゴロ島という、日本最初の国土を作り出す・・・

「これ、さすがに正史ではないよね?」

という感じで、ほぼフィクションだと思って読み進めてます(笑)

ウ〇コから神様が生まれるとか書いてあるし

 

最近、日本史を最初から勉強し直そうと思っているのですが、

古事記は神々のお話から始まって、

途中から天皇のお話に切り替わるみたいです。

その初代天皇が"神武天皇"ですと。

これは知らなかった。

推古天皇より前は全然知りません。

でも、最初の方の歴代天皇は、

本当に実在していたかどうかは分からないらしいですね。

古墳時代がミステリーだからかな?

文献がないからなのでしょうか。

 

事実かどうかはともかくとして、

古事記は話の展開が面白いです。

話が始まったかと思ったら、すぐ殺されるオホアナムヂとかw

復活したかと思ったら、また殺されるしね。

その後、また復活して、スサノヲに会いに行くっていう件があるんですが、

スサノヲから見て、オホアナムヂは六代後の子孫にあたるそうです。

うーん、なんで生きてる??

フィクションだと割り切っても理解に苦しみますw

こういう突飛な展開が多いですね。

 

この間、会社の社員旅行で新潟を訪れたのですが、

宿泊先の旅館に、古事記が置いてありました。

女将さんの計らいで、各部屋に1冊置いているようです。

これには驚きましたねー、

だって、自分もその時、古事記持ってきてましたからw

バスでみんな寝ちゃうから、その時に読もうかと思って、

密かに持ってきていたのですが、まさか旅館にあるとは。

この旅館はやるな!と思いましたよ (どこから目線?

 

浦島太郎とか桃太郎とか、昔話みたいな感じでいいから、

今の子供たちにも伝えてあげて欲しい。

俺もまだ途中だけど、自国の歴史はちゃんと勉強した方がいいよ。

その歴史のルーツが、この古事記にはありそうな気がする。