こんにちは。
富山の心理セラピストこうだちひろです。
北陸で唯一、棚田克彦先生が体系化された
ビリーフチェンジセラピーを提供しています。
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先日、夫と話をしていた際、
ちょっとした険悪な雰囲気になりました。
夫からの指摘はごもっともで
グーの根も出ない位のいわゆる「正論」ではあったのですが。
人間、一番突かれたくないところを突かれると
①逃げる(その場からいなくなる)
②戦う(言い返す、反論する)
③固まる(現実逃避する、聞かなかったことにする)
の中のいずれかの反応をします(笑)
以前の私は、①か③でした。間違いなく。
②が一番苦手。腹が立ったら黙り込んでしまうタイプです。
だからいつも怒りが消化されず、もやもやすることが多々ありました。
でも、そんな生き方はもう続かないと気付くきっかけがあって
※詳しくは以前の記事:子育てで親との関係性に気付くからどうぞ
めっちゃ勇気が要りますが、不快な事は不快だと、
言ってみる事にしています。
でも、身内に関しては、特に夫に対しては
最も言いにくい・・・そんなことも最近気付いていました。
私の中に何が起こっているのか・・・・・・・・・・・・・
自分に問いかけてみると
「言いたいことを言ったら嫌われる」という
恐さが出てきました。
それに加えて、
「言ってもどうせわかってもらえない」という
悲しみもです。
これは長い間、私の課題です。
子供の頃両親に対して思い込んでいた、心の癖です。
両親に対しては、ほぼ解消されましたが
夫に対してはこれまた難しいのです。
他にも色々と原因はあるのですが。
先日の私は、完全に③の固まった状態でした(苦笑)
そして、翌日言われた言葉を思い出し
色々考えていたんですね。
そして、ふと
「そういう弱点も私にはあるけれど
それは私の一部であって、全部ではない。
そして、夫は私の一部に対して言及しただけであって
私の全部、すなわち私自身そのものを
否定したわけではない」
と冷静に思えたんです。
実際、その解釈が合っているかどうか
夫に確認しましたが、
「その通りだよ」とあっさり^^;
以前私たち夫婦の間でのパートナーシップが
どんどん悪くなっていった理由の一つに
自分と違う意見を言われた時に
「自分を悪く言われた=自分という存在を全否定された」
と私が勝手に脳内解釈していたことがあります。
元々は、自分が自分を否定している状態なので
相手の意見が、自分を批判しているものと受け取ってしまうんです。
だから、お互いが違う意見を交わせば交わすほど
相手に否定され続けるという現実を
自分が作っていたわけです。
そして、しまいには顔も見たくない、同じ空気も吸いたくない
それが私のシナリオでした。
長い間一緒にいて、小さなほころびをそのままにしていくと
気付かないうちにどんどん大きくなっていて
取り返しのつかない状態になる事ってあります。
問題って、その時に急に起こるのではなくて、
あるきっかけ、臨界点に達した時に
それまでの膿が堰を切ったように溢れ出し
トラブルとなって顕在化するのだと思います。
だから、そうならないためにも、日ごろから
少しでも違和感を感じたら
それを持ち越さないように
お互いが歩み寄って、解消していく努力をしていくことが
夫婦でも親子でも職場でも、理想のパートナーシップを築いていく
肝になるんだろうなと思います。
まだまだ課題だらけの私ですが、
「言われたこと」を「自分の存在否定」に
置き換えなくなっただけでも、
成長出来たなぁと思わされる出来事でした。
捉え方が変わると、生きるのが本当に楽になります!(^^)!
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