そんなに自分の顔が見たいなんて、どれだけ自分のこと可愛いと思ってるの? | 北川ちほ「彼に愛され続ける可愛いあなたになる方法♡」

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「頑張っているのに、恋愛がうまくいかない。」「なかなか結婚できない。」
そんなお悩みを持つ女性に、「尽くさず頑張らずに愛される、特別可愛いあなたになる方法」をコンサルティングやセミナーを通してお伝えしています。

 
 
 
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たぶん、
 
わたしが保育園に通っていたころだから
 
4、5歳のころだったかな。
 
 
 
 
自分の顔を鏡で見ていた。
 
 
幼いながらに
 
自分の顔が好きだった。
 
 
近所の人や、母の友人からも
 
「可愛い」って言われてたのかな。
 
 
 
 
なんとなく、鏡で自分の顔を見ながら
 
「この顔が可愛いんだあ〜
 
たしかにこの目とか可愛いのかもー」
 
なんて思っていた。
 
 
 
 
子どもだったから、
 
洗面台とかではなくて
 
リビングで置き型の鏡かなんかで
 
見てたと思う。
 
 
 
そうしたら、お母さんがいきなり、
 
「自分の顔ジロジロ見るなんて、変だからやめなさい」
 
そう言った。
 
 
 
 
 
 
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それからもう少し大きくなった、
 
小学校低学年のころ。
 
 
 
 
ふと、
 
「自分の顔って鏡でしか見れないよね!
 
自分の身体から出て、
 
自分を見れたら面白いのに!」
 
 
そんなことを、思ったまま言った。
 
 
 
 
 
そうしたら、
 
「そんなに自分の顔が見たいなんて、
 
どれだけ自分のこと可愛いと思ってるの?」
 
 
そう言って笑われた。
 
 
 
 
わたしは
 
「見れたら面白いなって思っただけなのに!」
 
と、悔しいような、
 
恥ずかしいような
 
そんな気持ちになった。
 
 
 
 
 
 
 
さらに時が経って、
 
中学に入ったら、
 
 
おしゃれも意識するようになったのと、
 
なぜかクセ毛になったのとで、
 
毎朝一生懸命髪を整えてた。
 
 
 
 
そんなわたしに母は、
 
「毎朝毎朝、鏡見過ぎ!」
 
と言っていた。
 
 
 
 
 
母の友人たちが
 
家に遊びにくると、
 
「あの子、本当にずっと洗面所に居るの。
 
あんなに鏡見てどうするんだろう」
 
そんな風に話してたのを聞いた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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いまなら、
 
「可愛くしたいんだから、いいじゃん!」
 
「身だしなみも大事だよ!」
 
って言えるかもしれない。
 
 
 
 
だけど中学時代のわたしは、
 
クラスの女子から
 
「かわいこぶってる」
 
と言われて嫌がらせを受けたこともあり、
 
心の中でこう思った。
 
 
 
 
 
 
もういいよ。
 
じゃあ何にもしない。
 
 
 
可愛くしたって
 
何にもいいことない。
 
 
嫌なことの方が多い。
 
 
 
 
 
だったら、
 
可愛くない方がいい。
 
 
 
 
 
 
可愛くしてるなんて、
 
思われないようにしなきゃ。
 
 
 
 
 
そう心に決めた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そこからは、
 
可愛いって言われても全力で否定。
 
 
 
そのくせに、
 
当時付き合っていた人に
 
可愛いって言ってもらえないと拗ねる。
 
 
 
 
 
 
何かにつけて、
 
わたしは可愛くないからダメなんだ
 
と自分を責める。
 
 
 
 
 
 
 
おしゃれをして
 
可愛く女性らしくしている人を見ては
 
羨ましがったり、ひがんだり。
 
 
 
本当は、わたしも可愛くしたかっただけなのに。
 
 
 
 
文句を言われる側じゃなく、
 
言う側を選んでいたんだ。
 
 
 
損しない方を選んで、
 
大いに損をしていたんだ。
 
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