毎日 まいにち

最低1枚

今日の一文字を
(時に数文字、ローマ字、カナ)

facebookでUPすることが

日課になり

数え切れないほどの

カードサイズの作品が

手元にどんどん

たまりつつあります(苦笑)





時には

古代の文字も登場。


かなり

古い時代の文字たちは

絵のようで

ユニークな造形で

特に楽しんで書いています。


音読みの

“あ”から順に

ひとつ、ふたつづつ

ピックアップして

成り立ちなどに

エピソードも添え

コチラでもあげていこうと

思います。





さっそく

【あ】からスタート。


「安」

安らげる。

成り立ちは
漢字が生まれる頃の時代
祖霊を祀る廟の中で
女子を安撫する儀礼を示す字。 
(※安撫とはなだめ安心させ、大切にすること)


不安であるって
成り立ちに基づくと
物質的に満たされていないこと
ではなくて
安らげる空間や
安らげる関係に
満たされていないこと(時)
なんだと思う。

ちょっぴりでも
小さくても
自分にとっての
安らげるポイントって何だろ?


安価や安易などに

この「安」は使われているが

国訓(こっくん)といって

漢字にその表す意味にあたる

日本語をあてて読むことで

現在は用いている。



昨年わたしは

所属する書塾の展示で


平らけく

という作品を出した。




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太陽と月

魂と魄

日本では古来

人は

半清半濁の存在で

そのバランスをとるため

穢れを都度祓ってきた。


今は一年にせいぜい数回

何かの節目に

神社でお世話になる程度。


その祓いの祝詞の中に

「平らけく安らけく」

とある。


半清半濁のバランスを取り

平安を願う。

その行いは

漢字の成り立ちにある

「安」の意味と

通じあっているのではないかと

わたしは

感じた。


『感じる書』アーティスト 石川呼穹


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