【い】

今日の一文字。

筆を手にもつ形。

建は聿(筆)を
廷上に立てて設計すること。
畫(画)とは
周という方形の楯の上に
聿(筆)をもって彩文を施すことを示す。

今は直接
筆や細い棒の意味合いとして
用いられていないが
これを使っていることから
書や尽(盡)という字にも
聿が含まれている。

わたしには
縁の深い文字であり
文字の造形のユニークさに
今日も惹かれて書いてみた次第。

(何だか旗が立てられてるみたい!と。)


【い】からはじまる古代の文字

11月7日
「聿」(イツ)



わたしは

また大学などでは

全く違う勉強をしていたので

書にまつわる知識については

恥ずかしいほど

知らないことが多い。



故に

書くこと(対象にしていること)に

都度興味をもち

調べたり感じたりしながら

その世界観を

楽しんで書いてみることにしている。


今や

パソコンやスマホで

パパっと検索したら

Google先生ら

そうそうたるメンバーが

いろんなことを教えてくださる(笑)




文字の成り立ちについては

わたしは

白川静先生が

研究され出されている

『字源』などの字典や書物で

調べて記させていただいている。


俗に云われるところの

白川説 白川文学が好きだ。


そして

書くためならば

分厚い字典片手に

部屋をうろうろしながら
(片手には重かったりもする…)

いろんな文字たちと

戯れるように

字典に見入り

筆を手にすること

楽しくて仕方がない。


わたしは

わたしの作品を

たくさん生み出し

いろんな方々に

手に取って頂く…



それは作家としての

大いなる

理想ではあるが

その前に

つねにこうして

文字との触れあう楽しみを

喜びに変えて表現することと

その気分も乗せて

こうして発信することを

まずは日々続けていたいと

思うわけである。



『感じる書』アーティスト 石川呼穹


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