『呼吸する書と瞑想のワークショップ』in愛知 を
4月16日に豊明市にて開催しました。
今回は今年1月から始めて
3回目となりました。

過去2回は
大阪にての開催。
会場の都合上
参加者は4名という至って少数精鋭な雰囲気でした。

わたしも大阪から飛び出しての
愛知県では
参加者が何と11名!という
大所帯でした。

用意してくださった場所も
とっても広くて
目の前の公園では八重桜が満開。
隣にはこの辺りの氏神様もいらっしゃって
お天気にも恵まれてみんなで集うにも
いい日和でした。
(翌日は雨でした)

筆を持つ前に
まずは瞑想から。
ジベリッシュという
目を軽く閉じ
立位で声(既知の言語を発しない言葉)を出す→静かに坐る
というもので
書く前に瞑想して
要らないマインドのゴミを
外に出してスッキリさせるのが
このワークショップの目的のひとつです。

中には泣いているような
声になっていた方も…?

それぞれ感情も出して
スッキリしたところで
書のパートに入ります。

渦や横線のウォーミングアップから
永字八法で留めや払いの感覚を得たところで
書きたいと思う文字を練習しますが

その前に
それぞれに軽食持参してのmgmgタイム!
(わたしはお弁当を作っていただきました!)
清書はハガキサイズ。

5枚書いてみんなで
書いたものを
選びます。
そこでいい作品とは?の見方も
知っていただきました。
印を押して
フレームに入れて完成。
平仮名やローマ字
ご自身やお子さんのお名前の
一文字もありました。

全てみなさんの「今」。
自分に向き合い
筆を持って手を動かし
紙に書く。

何度も繰り返し
書いた文字を見て

墨の香りがして
鼻腔からも

無意識下で今の感情と
向き合ったことが
刻みこまれていきます。


書で自分自身を表現する
書で自分の思いを表現する
誰かを思い書で表現する

書の楽しさ深さを学ばせていただき
感謝しています。
モヤモヤしたり
何か分からなくなったり
自分の思いを忘れかけたり
そんな時のために
目に付くところに置き飾り
軌道修正するのにもいいな~と。
ご感想のブログより一部抜粋させていただきました。

まさにその通りなので
みなさんには
ぜひ日々目にする所に
すぐ飾っていただくようにしています。

黙々と書かれる姿を見て
最近筆が進まなかったのですが
わたしも
真剣に自分と向き合い
表現することの歓びに触れてみたいと
新たなスタートを切る
心づもりができました。

教えることは
ほんの少し。

教わることの方が
多かった
今回のWS。

温かく迎えてくださった
招致と準備や送迎などお世話になった
辻由美さん姉妹はじめ
愛知のみなさんに
心から感謝いたします。

ありがとうございました。
また
ご一緒したいです。


こきゅう