親子&先生たちのスマイルファクトリー
元保育士 はぎの そのこです♪
赤ちゃんが歩き始める前に
何が必要でしょうか?
「歩く」ことに注目しがちな方をたくさん見てきました。
何ヵ月で歩いた
ウチはまだだわ
など。
首がすわって
うつぶせで両腕で上半身を支える力がついて
寝返りして
…
大体は順番に発達段階を経て
歩くための筋力やバランスを習得していきます。
背筋や腹筋、腕力、脚力などの筋力が十分に備わっていないまま歩くとどうなるでしょう?
転びやすくなったり
転んだ時に怪我をすることが多くなったり
こんなことが起こりやすいです。
歩くのに
☆腕力?
転んだ時に手を出して顔や頭を守るのに重要です。
☆腹筋、背筋?
まだ頭が重くてバランスを取りづらい身体で、転びそうになった時に踏ん張る力になります。
☆脚力?
まだ思い通りにいかない身体を支えて、バランスをとり、身体を前に進めます。
だから保育士たちは
早く歩けばすごい
ではなくて、
その内容を大事にして保育しているのです。
歩くまでに必要なプロセスを大事にしています。
ハイハイを十分にしましょう
ってよく言われるのはそういう訳なんですね。
ハイハイをあまりしないまま歩き始めた子は、年中さんになっても走るのがゆっくりだったり、よく転んでいることが多かったなぁ、と感じています。
だからといって、
ハイハイしなかったら人生終了~、
ハイハイさせられないお母さんが悪い
なんて訳は全くありません。
遊びの中でハイハイや筋力アップの活動を学び直すのを促します。
1歳や2歳クラスでも幼児クラスでも、ハイハイでヨーイドン!なんてよくやっていました。
大人の個性がいろいろなのと同様に、
子どもの発達もそれぞれ。
動くのが好きじゃない子もいるし、
もともと筋力がつきにくかったり、
身体が固かったり、
いろいろなんです。
だから、その子の個性に合わせた働きかけを考えて、必要であろう力を遊びの中で獲得できるように計画を立てていきます。
その時の姿を的確にとらえて
よりよい発達のための課題をみつけ
計画を立てて
実行して
結果をみて振り返り
次の計画を立てる
これがプロの仕事だと思っていますが、
なかなかそういう地味な部分は伝わりにくいですねf(^_^;)
保育士には発信力も必要だと感じています。
自分で動いて好きなところに行けるって、子どもにとってはすごいこと!
こんな格好で移動し続けられますか?
やってみたら相当辛かった(笑)
私、よくやってみていました。
おー!これは腹筋使うなぁ(°Д°)
とかよくわかるようになりますよ♪
些細なことも子どもにとってはすごく意味がある。
安全に配慮しつつ、たくさんの経験ができるようにしていけるといいなぁと思います。
♪今日のしつもん
ゴールに着くのにどんなプロセスをたどりますか?
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