昨日は、ピカソプロジェクトのエデュケーターの高崎和美さんが主催なさった「ポートヴィル・ドラ」という人形劇のイベントに、私も子どもを連れて参加させていただきました。
人形劇の後、『こどものセンスを伸ばすコツ』というプチセミナーを保護者の方を対象にさせていただきました。
このプチセミナーの中で、「こどもへの声のかけ方」をお伝えさせていただきました。
実はこのセミナーの時、お隣の部屋では、宝地図ナビゲーターさんたちの指導で、こどもたちは宝地図を楽しく作っていました。
その宝地図を見ながら、早速セミナーの中身を実践していただいたんです。
すると、一人のママがこんなお話しをしてくれました。
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じつのところ、こどもたちが「みてみて~!」って絵や作ったものを持ってきたときに「イマイチだな」って思うこともあったんです。
でも、『上手だね』とか『すごい』っていう褒め方しか、知らなかったんですよね。
だから、違和感を感じながらも、その言葉を言うしかなかったんです。
「折り紙、4つも折ったんだね」
「キラキラのリボンは2種類使ったんだね」
見たままを言うだけでよかったんだ・・・って、
なんだか気持ちが楽になりました。
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そうなんですよね。
良い評価をすることが、褒める、ということではないんです。
もっと言うと、こどもたちは良い評価がほしくて、「見て!見て!」って言っているわけでもないんですよね。
それよりも、「ちゃんと見てくれてるな」っていう安心感のほうが、ずっと大事。
その安心感が、こどもの意欲につながっていくんです。
ただ、見たものを見たという。
やってみてください☆