【ご感想】上手だと思わない時も、『上手』しか言葉がなかったんです | ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

ピカソプロジェクト 満足度92%!3万人が笑顔になった こどもの表現の伸ばし方

こどもはみんな芸術家!アートでこどもたちの表現力を育てるピカソプロジェクト。
こども向けアートワークショップ、幼稚園保育園のアートサポート、保護者の方のためのワークショップ等を運営しながら、美術教育の研究を行なっています。

昨日は、ピカソプロジェクトのエデュケーターの高崎和美さんが主催なさった「ポートヴィル・ドラ」という人形劇のイベントに、私も子どもを連れて参加させていただきました。

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人形劇の後、『こどものセンスを伸ばすコツ』というプチセミナーを保護者の方を対象にさせていただきました。
このプチセミナーの中で、「こどもへの声のかけ方」をお伝えさせていただきました。

実はこのセミナーの時、お隣の部屋では、宝地図ナビゲーターさんたちの指導で、こどもたちは宝地図を楽しく作っていました。

その宝地図を見ながら、早速セミナーの中身を実践していただいたんです。

すると、一人のママがこんなお話しをしてくれました。

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じつのところ、こどもたちが「みてみて~!」って絵や作ったものを持ってきたときに「イマイチだな」って思うこともあったんです。
でも、『上手だね』とか『すごい』っていう褒め方しか、知らなかったんですよね。
だから、違和感を感じながらも、その言葉を言うしかなかったんです。

「折り紙、4つも折ったんだね」
「キラキラのリボンは2種類使ったんだね」

見たままを言うだけでよかったんだ・・・って、
なんだか気持ちが楽になりました。
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そうなんですよね。

良い評価をすることが、褒める、ということではないんです。
もっと言うと、こどもたちは良い評価がほしくて、「見て!見て!」って言っているわけでもないんですよね。

それよりも、「ちゃんと見てくれてるな」っていう安心感のほうが、ずっと大事。

その安心感が、こどもの意欲につながっていくんです。

ただ、見たものを見たという。
やってみてください☆