ちょっとビックリすることがありました…
前回ブログに書いていた保護猫ちゃんたちのことです。
先日、成猫希望の方が我が家へお見合いにお越しくださいました
今我が家にいる里親募集中の成猫は、キジトラ風サビ柄の、生後6〜7ヶ月の人懐こい"テトちゃん"↓
そして、サバトラ柄の3歳前後の"あじくん"↓
あじくんは猫エイズです。
猫エイズって名前がこんなだから、誤解を受けやすいく里親さんが見つかりにくい現状があります
当然、人間にうつる病気でもないし、猫同士だって流血する喧嘩だったり交尾とかでないと感染しません。
ただ猫エイズというウイルスを持っているだけで、生涯病気を発症することなく、寿命を全うする子もたくさんいます
今回のお見合いではこの2匹と会っていただきました。
テトちゃんは誰にでも甘えるタイプなので、一緒に遊んだりして可愛いアピールができる子です
あじくんは外猫時代は人に甘えていましたが、今はまだ保護したばかりというのもあって、まだ今の環境になれず、シャーと威嚇することも…
当然テトちゃんをお迎えする話になるだろうと思っていました…。
すると2匹に会ったうえで、その希望者さんから「一般的にどちらの子が里親さんが決まりやすいですか？」と質問が。
テトちゃんは人懐こく甘えん坊なので他に見つかる可能性があること。
あじくんは猫エイズということで病気に対する誤解を受けやすく、里親さんが見つかりにくいこと。
そしてあじくんの場合は最初のうちは怖がっているので、徐々に心の距離を縮めていただくことになるとお伝えしました。
それが成猫ならではの可愛いさでもあることも…。
どちらも可愛いから決められないと悩んでいた希望者さんでしたが、
「それなら"あじくん"にします」
」と仰ってくださいました
もうビックリです
嬉しすぎて少し私も放心状態に
すぐに現実を受け止められませんでした。
そんなふうにお迎えする子のことを考えてくださるなんて…
あじくんは里親さんが見つかるまで時間がかかるだろうなぁと覚悟していましたので、こんなに早くご縁がやってくるなんて驚きです
なんてミラクルラッキーボーイなのー
最近のあじくんは部屋の入り口のところで私が入ってくるのを出迎えてくれます
本当は近づきたいのに、少し離れたところからモジモジしている姿がめちゃくちゃ可愛いです。
成猫ちゃんは保護したばかりの時はシャーシャー言ってても、それがいつかは良い思い出になるんですよね
里親さんとものんびりと絆を深めていってくれたらいいなと思います
あじくんがこんなに早くご縁がやってきたのはたまたまラッキーなだけだったのかもしれませんが、猫エイズの子でも、病気の子でも、いつかは素敵なご縁がやってくるのだと思いました。
「里親が見つかりにくい子をお迎えしたい」
そう思ってくださる方がいる。
世の中捨てたものじゃないですね…
嬉しくてほんと泣けます。
里親さんがお迎えの準備をしてくださっているもう少しの間、あじくんは我が家で人馴れの練習をしたいと思います
そして、今回ご縁に繋がらなかったテトちゃんも、素敵なご家族に出会えるように引き続き募集頑張ります
テトちゃんは超絶美人の甘えっ子さんです。
まだ若いのに出産経験有で、保護当時はガリガリでした。
まだフミフミもしてくれますよ
気になった方は、Instagram(@tomochunba)までダイレクトメッセージか、メール( comugineko@yahoo.co.jp )までご連絡ください
当方、岐阜住まいで、東海地方で募集中です。
最後に素敵なご縁を繋いでいただいた、いつも保護活動のことで大変お世話になっているAさん、仲介に入ってくださったNさん、本当にありがとうございました
