3.ローマ法王は役割を果たせるか？
（続き）だいたいキリスト教国のEU諸国が中国や北朝鮮と仲良くするのが私にはわからない。
ロシア一国の牽制のためには、デメリットが大きすぎます。一応、アメリカやイスラム圏も睨んでいるのかな。
ヨーロッパの指導者たちが第二のチェンバレンにならないことを祈ります。
それに対し、ローマ法王は「唯物論国家中国とは仲良くするなかれ」とEU諸国、アフリカのキリスト教国、フィリピン、韓国になぜ呼びかけないのか、わからない。
第二次大戦中「無神論の共産党よりムッソリーニがマシ」と苦渋の選択をされたバチカンがなぜ中国牽制の発言されないことが、私は信仰者として理解に苦しみます。
国名を名指ししなくても、「神を信じない勢力が伸びるのは許しがたい」みたいな感じでもいいと思います。
中国は中国で、チラッと「キリスト教を認めてますよ」アピールをすることもありそうですか、それはきっと偽りでしょう。惑わされるなかれ。もちろん一時の金品や好条件にも惑わされるなかれ。イエスも受けた悪魔のやり口を忘れるなかれ！
一番分かりやすい無神論の危険性は、為政者と信仰対象が一体化しやすいことです。為政者と神の心が一体ならよいことですが、無神論だと為政者が神の代替物の役割を果たしてしまい為政者が絶対視され、より独裁や虐殺などに繋がりやすいということになります。ソ連、中国。北朝鮮などを見れば分かります。
左翼と呼ばれる勢力は人権思想をよく言われます。
わかる面もあります。功績もあったと思います。
しかし人権の担保が社会契約だけではどうしても弱いんです。為政者や時代の流れ次第で契約を変えられてしまう可能性があります。
現実問題としても法システム以外にも根拠があったほうがいい。
人権の最大の根拠は、神が作った魂であり、神から与えられた命であるということ、この真理に基づいた人権神授説を宗教家が訴えないで誰が訴えるのか？ローマ法王には少なくともカトリック信者の唯物論化から目覚めさせる使命があると思います。
ことの成否は関係ない。
今、イエスならなにを伝えるか？以外に関係はない。
「無神論で自由」な社会なら成立しそうではありますが全体的に目先や物質、地位名誉に左右されすぎて不安定になったり道徳的に退廃しやすくなるはずです。世界はちょっとそっち系の危機です。
無神論は、宗教などから派生する迷信へのアンチテーゼとしての役割を果たす意味ではごく少数の存在はあっていいかもしれません。
迷信という枝葉の刈り取りならまだしも木まで切ろうとするのは、「表現の自由」は認めれど真理（＝実際に、あの世があり神がいる）に基づかない態度だと思います。
話はEU諸国に戻り、遠交近攻という国際政治の考えや国際経済のリアリズムの判断を軽視するわけではありませんが、それ以上に、譲ってはならない大切な一線があるということを高らかに宣べ伝えるのがローマ法王の大切な使命、マクロなエクソシストの役割でもあることを純粋な信仰心から申し上げておきます。
イタリアの地震はおそらく「悔い改めよ」のメッセージであると。畏れ多い次元なので断定は控えます。
途中から、イスラムちゃうやんw
私の話は、日本のことを考えているかと思えば、アメリカを応援したり、イスラムを応援したり、ローマ法王向けのアイデアを出したり、中国への期待も完全に捨てていなかったりで、節操がない、矛盾だらけのように思われるかもしれません。
私は世界平和を望みつつも、安易に世界政府の元にまとまるのがいいみたいなことは、この段階では思っておりません。
まずは文明間や国家間の競争を、
戦争ではなく建設的に磨きあえる形になったらなと思います。
1.裁き合いから許し合い
2.奪い合いから学び合い
3.憎み合いから愛し合い
の流れになれば、人類がレベルアップしてもっといい地球文明になっていくと思います。
この流れを意識しながら各論があります。
矛盾めいた話の中にも、一本、芯は通していることをご理解いただければ幸いです(o^^o)
世界がよりよくなることをただただ祈ります。
5.おわりに
ここまで数えてみたら8月から37記事。
原稿用紙100枚分は超えていそう。
幸福の科学さんにたいしてひとつ間違いなく言えることは、「宗祖をどれだけ若返らせ続けられるか？」でしょう。
たとえば、「宗祖が今、記憶をほとんど消されて一般家庭の２０歳に戻って太陽の法を発見したらどうするか？」みたいな公案をご家族の方や信頼されている方に作っていただいて色々、イメージしていただいたり。
英語でお考えになれば一石二鳥(^-^)
これはジャニーズ事務所やAKB48のプロデューサーにも言えそう。「今、17歳でいきなりAKB48の幹部になったらなにをする？」、記憶引き継ぎパターンと一部引き継ぎパターンと喪失パターンをそれぞれ考える。
どうしても権威主義になりやすく、ワンマンめく芸能や宗教の世界にはこういうのが有効そう。
とりあえずトップの寿命を伸ばしておく、笑。
ここまで地球規模。数百年規模のスケールの大きな話をしてきたのかもしれませんが、私はぜんぜん大きいと思っておりません。
個人的には、まだ「物質以前の宇宙や神の源は何か？」「純粋な可能性から意識が生まれるまでのプロセスは？」とか「宇宙と別の宇宙をくっつけたらどうなるか？」などが気になります。
あと、
生活レベルでは、規模が大きすぎて、ふわふわした感じになりすぎる恐れもあるので、、、
実生活では、スケールよりも身近な存在や当たり前と思いがちなことをもっと大事にしながら、ある偉大な大阪人が言っていた「小さなことからコツコツと」の心で生き抜いていきたいと思いますね！！(o^^o)
この2ヶ月に渡るスーパー長い特集の最重要ポイントは「小さなことからコツコツと」です（≧∇≦）以上！
お読みくださりありがとうございました(^-^)v