ローストビーフ、ローストチキン、ローストポークにローストラム...肉は変わっても、ローストディッシュにかならず付きものなのがこれです。


ローストポテト

クッキングリッシュの会

表面はカリカリで中はホクホク。じゃがいも嫌いな私でも、ローストすると幾つでも食べれてしまいます。


これもイギリスでは各家庭によって微妙に作り方が違ったりしますが、ここではこれまでのクッキングリッシュの会でも既に何度も登場した、我家のごくごく一般的な作り方を紹介します。


<材料 3~4人分>

じゃがいも...約1kg
サラダ油...約100ml


<作り方>

1.鍋にじゃがいもとたっぷりの水を入れ強火にかける。沸騰したらきっちり3分で火から下ろし、ざるにとって水切りをする。

2.オーブン用皿に分厚く(5mm強)サラダ油をひき、これを220度で予熱したオーブンに入れて15分程度加熱させる。

3.2のオーブン皿を取り出し、熱くなった油の中に1で水切りしたじゃがいもを写真の様に並べ入れる。じゃがいも全体が油で覆われる様に、スプーンで油をすくいじゃがいも1つ1つに丁寧にかける、油の温度が下がらないように手早く作業する。

クッキングリッシュの会


4.3をオーブンに入れ約30分、または表面に薄ら焦げ目がつくまで焼いたら、一旦取り出し上下ひっくり返して更に15分程度焼く。


じゃがいも450g(1ポンド)に対しサラダ油50ml程度が一応の目安です。ただし、オーブン用皿の大きさにより油の量は調整して下さい。


軽く茹でてでんぷん分を取り除いてから焼くと、オーブン皿にこびりつかず、外側がカリカリに焼けます。ただし、日本のじゃがいもは水っぽく柔らかいので、茹ですぎて崩さない様要注意。


ローストポテトのじゃがいもは大きく切るのがこつです。小さめのじゃがいもは切らずにそのままローストしましょう。


日曜の午後イギリスの田舎町のパブに行くと、日曜だけの特別サービスで、一口大に切ってローストしたじゃがいもを振る舞ってもらえることがあります。たっぷり塩をかえて食べると、ビールのおつまみとしても最高です。


また、ローストポテトの応用で、我家ではフライドポテトもオーブンで焼きます。

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