ポテトサラダと言えば、それぞれの家庭によって独自の作り方があり、うちのポテトサラダが一番美味しいと自信を持っている人も少なくなと思います。



我が家にもやっぱり独自のポテトサラダがあります。そして我家には、うちのが一番美味しいと自負するポテトサラダが2つあります。



1つはつぶした粉ふき芋に野菜やハム、りんごを加えて作る和風のポテトサラダ。そしてもう1つのポテトサラダは、これです!



英国風ポテトサラダ

クッキングリッシュの会


お国が違うと風味や作り方も違いますが、イギリスにもやっぱりポテトサラダはあります。



ただ、米の代わりにじゃがいもを主食とする芋大国イギリスでは、じゃがいもは温かい内に食べるものと考えている人が多く、ポテトサラダやニースワスサラダなど、冷たいじゃがいもの入った料理を嫌う人も少なくありません。



かく言うも、日本同様イギリスのスーパーのデリコーナーでは、必ずポテトサラダを見かけます。自宅でもランチやBBQパーティーと言うと、その家独自のレシピで作ったポテトサラダがよく登場しています。



私はマヨネーズが大好きで、おかずがなければご飯にマヨネーズを和えるだけで十分幸せな、いわゆるマヨラーです。



そんな私は日本製の甘酸っぱいマヨネーズがお気に入りで、在英時代は現地のマヨネーズの味に物足りなさを感じ、現地ものの価格の3倍はする高価な日本製マヨネーズを、わざわざ日本食良品店で買っていました。



ところが、ポテトサラダのドレッシングを作る時だけは、現地のリアルマヨネーズを使っていました。これだけはリアルマヨネーズじゃないと、英国風ポテトサラダの味にはなりません!


クッキングリッシュの会

今日本に移住して来てからはポテトサラダを作ると言うと、在英時代とは逆に、この日本製のマヨネーズより割高なリアルマヨネーズ求めて、輸入食料品を売った店にわざわざ出向いてます。


日本では、ヘルマンのリアルマヨネーズを売っている店はかなり限定されますが、ベストフーズのリアルマヨネーズは、大きいスーパーや輸入食料品を売った店だと必ずと言って良いほど見かけます。



サワークリームととてもよくマッチするリアルマヨネーズで、英国風ポテトサラダを一度作ってみて下さい。


<材料 3~4人分>
新じゃがまたはメークイン...600g
ヘルマンまたはベストフーズのリアルマヨネーズ...120~150g
たまねぎ、細かくみじん切り...小1/2個
パセリの葉またはチャイブ、みじん切り...大さじ2
レモン汁...大さじ1~2
サワークリーム50g程度


<作り方>

1.じゃがもは綺麗に洗い皮を剥かずに茹でる。茹ですぎて潰れないように、中まで火が通ったら即ざるに上げ水切りするのがコツ。完全に冷ます。(メークインの場合、冷めたら適当な大きさに切り分ける。)

2.ドレッシングを作る。リアルマヨネーズにたまねぎ、パセリ(またはチャイブ)、レモン汁、サワークリムを加え混ぜ合せる。

3.1のじゃがいもを2のドレッシングで和える。


じゃがいもの皮が気になる方は、茹でて冷めてから皮を剥いて下さい。


マヨネーズ、レモン、サワークリームの量は、それぞれご家庭の味に合わせ増減して下さい。私は食卓で塩こしょうして食べるのが好きなので、ドレッシングには全く調味しませんが、これもお好みで調味料を加えて下さい。


ドレッシングにパセリやチャイブを加えず、出来上がったポテトサラダに刻みねぎをたっぷり散らして食べても、また別の味が楽しめます。


ハムやチーズと共にサーブし、焼きたてのバゲットにたっぷり載せて食べるととっても美味しいです。


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