お蕎麦屋さんに行くとついつい注文してしまう鴨せいろ。
自分で作るとお店よりおいしくできると気づいてから、おうちで何度もリピート中です。
大変ご無沙汰しております。
気づくともう11月も後半。
そろそろチョコレートの足音が近づいてきました。(私だけ?)
でもチョコ作り直前まで縫い物をしようと心に決めているコックしろです。
あ。私、今縫い物にハマっています。詳しくはインスタを→☆
今は薄手のコート(初挑戦)を作っているところ。
できた頃には薄手のコートの出番はないのではないかとうすうす気づいています
さてさて、みなさま鴨せいろはお好きでしょうか?
鴨好きな私はお店でもよく頼むのですが、唯一の不満がネギ。
長ネギの表面をこんがり焼いてお出汁に入れてくれるお店がほとんどなのですが、中が生でシャキシャキのネギがなんと多いこと。
実は私、生のネキや玉ねぎがあまり得意じゃないんです。
辛みもあるし、何より口に残り続けるネギの香りが苦手
ハンバーガーに生の玉ねぎの輪切りが入ってたら、迷わず抜いてしまいます。
でも加熱した甘いネギは大好き。
鍋のネギもクタクタに煮るもんね。
ということで、今回のレシピは生のネギがお好きな方には向きません。あしからず。
でも、私のようにクタクタネギがお好きな方にはたまらない一品です。
以下、ざっくりレシピ。
↓
◆ 材料(4人分)
・ 鴨ロース 1枚
・ 長ネギ 2〜3本
・ 水 1L程度
・ 厚削り鰹節 ひとつかみ程度
・ 塩 適量
・ 醤油 適量
・ みりん 適量
・ 砂糖 適量
・ 三つ葉 お好みで
・ 柚子胡椒 お好みで
・ お出汁 800ml程度
・ 蕎麦 適量
◆ 作り方
そばといえばお出汁が命。
鰹節は厚く削ってあるものを使うのがおすすめです。
繊細さよりはガツンとくるお出汁にしたいので、本枯節の薄く削ってあるものより荒節の厚削りの方がよく会います。
こんなの。
↓
水(1L程度)が冷たい状態から鰹節(ひとつかみ程度)を加えて弱火にかけ、ふつふつしてから10分程度弱火で煮出します。
火を止めて、鍋の蓋をして1分程度蒸らし、ザルで越したお出汁を再び鍋に入れ、塩、みりん、砂糖、醤油で味を整えます。
少し甘めがおいしいです♥️
そばをつけて食べるので、ちょっと濃い目の味に仕上げてください。
もちろん麺つゆを使ってもOK。
麺つゆにみりんと砂糖を加えて甘さを足してください。
鴨肉は皮付きのものを1枚。
皮目に包丁で格子状に切れ目を入れ、軽く塩をします。
鴨肉はネットでも購入可能。
↓
フライパンに皮目を下にした鴨肉と5センチ位に切った長ネギを入れてごくごく弱火で加熱します。
鴨の皮から脂が出てきて、ネギがその脂を吸いながらじっくりと加熱されていきます。
10分〜15分たったら(皮目に薄めの焼色がつくくらいが目安)鴨を裏返して表面をさっと焼き、鴨を取り出します。
鴨肉は5分〜10分置いて粗熱を取ります。
後で熱いお出汁にくぐらせるので、ここで中が生でも気にせずに。
ネギはごくごく弱火でさらに好みの焼き加減まで加熱。(青い部分は火が通りやすいので、先にお出汁に入れます)
焼いたネギをお出汁に投入します。
この段階で、鴨は薄切りに。(ふたり分作るときは、鴨の半分を冷蔵庫に入れておくと2回楽しめます)
そばも茹でてください。
そばが茹で上がる頃に、お出汁を再加熱して(ここで味の最終チェックをしてください)沸騰直前で火を止め、切った鴨を加えます。
鴨は加熱しすぎると固くなるので、最後にさっと入れるかんじ。
器に盛り付け、好みで三つ葉を散らしたり、柚子胡椒を添えます。
柚子胡椒はあったほうが絶対おいしい✨
鴨の旨味を吸ったトロトロの甘いネギは、実は鴨肉よりもおいしい💕
ついついネギをモリモリにしてしまいます。
残ったお出汁もそば湯で薄めてゴクゴク飲めます。
鴨の脂の良い旨みが出ていて、絶品💕
フライパンに残った鴨の脂もぜひ再利用を🎵
茹でたじゃがいもを鴨の脂で焼くと、塩を振るだけでめちゃめちゃおいしいです😄
パスタを作るのに使うのもおすすめ。
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