【毒親】血の轍を読んで | おめでた〜い占い師♡月と鏡のユリーカ

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本日の読書感想文




血の轍

押見修造


あらすじ 


母・静子からたっぷりの愛情を注がれ、平穏な日常を送る中学二年生の長部静一。しかし、ある夏の日、その穏やかな家庭は激変する。母・静子によって。狂瀾の奈落へと!

ーAmazonより


最新刊(13)では、

主人公の静一は

とんでもない場所に行き着いています(精神的に)



グッときたポイント 


わたし自身

子育てを始めて1年と2ヶ月が経ち、

母親としての役割を果たすために

自分の行動に制限が

(時間的・肉体的・精神的)

かかることが増えたので

主人公の母親の気持ちが分かる反面

主人公のやりきれなさももちろん伝わる

(なぜなら作者は主人公であり読者に追体験をさせようと描いている)

ので、怖くて暗い気持ちになりながらも

他人事とは思えない面白さに

グッときました


こんな人におすすめ 


YouTubeで

精神科医の名越康文先生が

こちらの漫画を解説(解釈)している

動画があるので

⬇️











まずはこちらから見てみて

興味を持たれたら

漫画に進んでいかれると

良いかと思います。


わたしの場合は

夫が先にこちらの漫画を読んでいて

「最近、仕事忙しいから

   息抜きに漫画読んでるねん」

「毒親が酷くて

   ちょっと現実逃避にちょうど面白い」


なんて言っていて

あまり興味を惹かれなかったのですが

ある日

「ちょっとさ…読んでた漫画あるやん?

   あまりに重くて落ち込んでる…

   仕事手につかなくなる…

   なんでこんな漫画読み始めたんやろ…」


なんてひどく後悔していて

俄然興味が湧いたわたしです。笑


ですが、夫曰く

「絶対読まない方がいいよ。

   めっちゃ後悔してるもん。

   こんな漫画やって知ってたら読んでなかった。

   怖すぎるねん。脳裏に焼き付いて。」


酷いトラウマになったようです。


なので、わたしは

YouTubeで見つけた上の動画を見て、

(コメント欄とかも面白い!)

名越先生となら読める!

となって、読み進めてみました。


そしてついに昨日

最新刊(13)まで読んでしまったのですが


夫の警告を聞いていたからか

そこまで恐怖の沼にハマらず

読むことができました。


YouTubeのコメントにもあったのですが

男性➡️ただただ静子のモンスターぶりに恐怖

女性➡️自分もこうなるのではと恐怖


と、性別によって

恐ろしさの感じ方が異なるようで


確かにわたしたち夫婦の間でも

そうでした


さらには夫は

漫画のインパクトが強すぎて

わたしが静子のようになるのでは

という不安もあり

勧めなかったそうです。


まあ、ありえなくないけど、

夫曰く地獄の沼が始まる7巻以降でも

わたしはギャグとして笑えた部分もあり、


夫よりもダメージは

かなり少ないようです。笑


でも、子どもができて思うのは


自分がいないと死んでしまう

か弱い生命を第一に

毎日毎日過ごしていたら

自分を保てなくなる瞬間って

あるよね


ということ。


それが続くと静子にもなるし

子どもに手をかけてしまうことに

なるんだと思う。


どこで我に返るか。


だからこの漫画も

全国で起きている親子間の事件も

全然他人事じゃない。



子どもができてから

我が子がもし

変な事件に巻き込まれたら、、

なんてのが怖くて


今までに起きた

小さな子が犠牲になった事件を

YouTubeで見てたら

どんどんオススメされるから


なにこれ?

なんでそうなるの?

どんな母親?

父親は?

周りの人は?


なんてWikipediaとかも見たりして


犯人の半生に

詳しくなったりして思うのは


みんなみんな

無理してたんだな ってこと。


やりたいことを我慢してた。

言いたいことも我慢してた。

逃げたいことから逃げなかった。


最後に決めたやり方が

犯罪になることだった。


悪意の塊として

生まれたわけじゃなくて


無理してる自分に

誰にも気付いてもらえなくて

自分自信でも気付いてあげられなくて


孤独で精神的にも肉体的にも

オーバーフローした


それだけなんだと思う。



漫画の話に戻るけど、

静子が、我に返る日が

静一が、我に返る日が来るのか


続きが楽しみです。



余談ですが、

なぜ急に久しぶりにブログを書こうと

思ったのかと言うと


1年近く更新していないこのブログを

なぜか6/27〜29で13人もの方が

フォローしてくれて


なんだか嬉しくなったからです。

ありがとうございます{emoji:char3/081.png.ハート}


また気が向いたら書きます爆笑



Instagramは

ストーリーもちょくちょく

更新していますので

ぜひ{emoji:char3/081.png.ハート}