ウサギのように
ピョンピョンしながら
小走りで
大好きな散歩を
エンジョイしている
ペッパー爺さん。
朝、1時間歩いたら
その後は
ぐっすり昼寝〜。
緩んだ口元から
ペロっと舌も出ちゃう〜。
本日、土曜日は
譲渡会でーす。
元・仮の我が子ベルちゃんを
譲渡した飼い主さんが
引き取りに来てくれました。
リードや
移動用のバッグ、おやつを
用意してきてくれました。
ハーネスを持って来てたので
キッズボランティアの
ウエノコが
普通のリードをオススメ。
店内を歩いてみます。
すごく
こっちに戻ろうとしてる。
この後も
歩いてみたり
おやつをあげてみたりして
ベルちゃんが
いかに懐きにくいかを
見ていただく〜。
ウエノコが
慣れるまでリードは
付けっぱなしにしておくように、
など、色々と
細かい生活面での
注意点をお伝えして
無事にお渡しとなりました〜。
ふ〜う。
とりあえずひと安心。
フォスターの身としては
ここで
ひと安心ですが、
ベルと
飼い主さんにとっては
ここからがスタート。
頑張っていただきたい！
そして
楽しんでいただきたい！
寒がりなので
毛布をめくって潜ろうとする
ペッパー。
譲渡会に
何をしに来ているのやら。
食事タイムのMasumiさんと
それに
クギづけのマセくん。
食べたくてたまらん〜。
と、Masumiさんから
叱られて
しらばっくれる。
もはや人面犬。
今は預かりお休み中の
フォスター母さんが
立ち寄ってくれました。
元・仮の娘アリーと
触れ合う〜。
「いい子にしとくのよ〜。」
とお母さん。
店内の商品入れ替え中だそうで
お店から
たくさん寄付をもらいました。
先週、
アリーとサミーに
申し込みをしていたお母さん。
Masumiさんが
連絡してみたら
すぐに来てくれました。
お母さんと同居している
息子くんと
おばあちゃんも一緒に来店。
アリーを譲渡することは
全員一致で決定。
でも、お母さんは
2匹譲渡したい。
おばあちゃんは
前に飼っていた犬が
ジャンプ力のある犬で
しょっちゅう壁を越えて
敷地の外に
出てしまっていたのが
トラウマになっているので
ジャンプ力のあるサミーを
譲渡するのはちょっと…
と思ってる。
お母さんによると
前に飼っていた犬が
外に出てしまったのは
家の前庭。
もう、前庭には
犬は出さないし
裏庭は塀が高く問題ない。
でも
やっぱり
子供もいるから
扱いの難易度が高い
サミーはやめて
ジッポにしようか、という案も浮上。
おばあちゃんが言うように
とりあえず今は
アリーだけにしよう。
ということで話がまとまり
手続き開始。
しかーし
契約書に記入していたら
お母さんが
やっぱり
サミーも譲渡する！
ということに。
一旦決まってしまえば
おばあちゃんも
大喜びで
手続きスイスイ。
アリーとサミー、
譲渡決定です！
おばあちゃんは
明るく前向きな心配性。
「大丈夫大丈夫」
「そんなことあるわけない」
と楽に構える人よりも
最悪を想定して
犬を飼う人の方がいい
と、ファーちゃんが言ってました。
シェルターにいた時の
サミーの写真を見て
…特に悲惨な写真じゃなくて
普通の写真だったんですが
お母さんとおばあちゃん、
さめざめと涙を流してました。
ちなみに
息子くんは
お母さんの言うことを
しっかり聞く
とっても
かわいい良い子でした。
親と子供の関係を見れば
この先、
どんな感じで犬を飼う家族か
予測することができます。
アリーもサミーも
それぞれ
問題はある犬です。
アリーは
トイレトレーニングが
完了しておらず
家の中で
あちこちマーキングしてまわる
オシッコ問題。
色々な物を噛んで
ボロボロにする問題もあります。
サミーは
不意に
抱っこしようとしたり
不意に
触ろうとすると
ガウっとくる。
人を守って
他の人に攻撃的になることも。
それでも
アリーやサミーは
良い子です。
DogHouseの
ボランティア仲間でも
よく口にする
良い子、という言葉。
はたから見れば
ケンカする犬の
どこが良い子なの！？
と言いたいところでしょうが
問題があるからといって
悪い犬
というわけではありません。
ヤンキーでも
校則を守らない子でも
ケンカをする子でも
良い子が
いっぱいいるのと同じ。
犬の
可能性や伸びしろを
見逃さない目を
持ちたいものです。
一方、
トレーニングしても良くならない
攻撃性をもつ犬もいる。
情に溺れて
その見極めができなくなるのは
とても怖いことです。
アカデミー生のKさんと
散歩に行ったジッポが
帰って来ました。
何を撮ろうとして撮ったのか
全く思い出せない
この写真。
ペッパーをタモリ化。
いつも
ペッパーはクタクタ。
お疲れさん。
最近
次々と譲渡が決まってるのに
全くお声がかからない
ペッパー。
老犬だと
こんなに
チャンスがないものなのか？
老犬だって
家族と
幸せに暮らしたいのに。
来週こそ！
来週こそは
ペッパーの番がきますように。