祇園祭りの粽は、食べる粽ではなくて、厄除けの御守りで、1年間玄関先につるしておく。
やはり長刀鉾の粽が人気で、でも近年は大変な行列に並ばないと買えなくて、「今年はなぎなたさんの粽、買えへんかった」「違うところのにした」という話しを何人もの人に聞いた。
7月に入って地元は大騒動だった、ちまき問題。
早くにネットでも販売されていたけれど(保存会が公式に販売)、なかなか気をつけてられないしね。
ご高齢のかた、どうされただろうか。
この暑さの中、並ぶのも大抵やない。
職場の男子は、1日目買いに行って大行列に諦め、でも奥さんに「毎年、長刀さんなんやからもう一回行ってきて」と強く言われ次の日、朝早く並んで買ったとのこと
ネットにたくさん高額で出ている粽を見ると、ほんとに腹が立つ。
各山鉾だけでなく、八坂神社でも粽は授与していただけて、例年なら7月いっぱいは大丈夫だったと思うんだけれど、今年は23日に用意された粽すべてなくなり終了したとのこと。
さて我が家のちまきは、
後祭りの宵々々山の日、お昼休みにダッシュで鷹山まで行って授けていただいた。ホッ
その日は仕事が早く終わったので、夕方にもう一度、鷹山へ。
提灯に灯りが灯るのを見て、お囃子を聞かねばね。
鷹山は令和に復活された山。
実は、父親が生まれ育ったお町内。
昔は呉服関係のお店をしていたので。
親戚に頼まれていた鯉山の粽も購入した。
登龍門にちなんで人気がある。
鯉山に行ったからには、御会所で見送りや前掛、胴掛のタペストリー(重要文化財)を見なければ。
(巡行では、復元新調されたものをつけておられる。)
山鉾の懸装品、異国のものがたくさんで幼い頃は不思議だった。鉾町のとんでもない財力のあらわれやね。
見送りと鯉
前掛と胴掛
16世紀にベルギーで製作された1枚のタペストリーを、9つに裁断して用いられている。
生地が分厚かったため、大工のノミで押し切ったらしい。
なんて大胆な
鯉山でいただいたチラシ
↓こんなふうに9つに裁断。
鯉山のホームページ
今日は後祭りの巡行の日だった。
出勤時に通った御池通りは、観覧席が設営されていた。
巡行は、最後尾の大船鉾のみ、仕事の合間にチラっと見ることができた
今日も大変暑うございました
大変おつかれさまでした