いきなり作品後記『弱法師〜演出家対決〜』 | 寂しがりの強がり

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約半年にかけてブログを書いていませんでした。これは、PCの不調の為です。

無事二日間の「弱法師」全4ステージが終了しました。さて、今回出演した三島由紀夫の「弱法師」では、俊徳を演じさせて頂きました。
うん、大変な半年間だった。ものすごく、迷惑をかけていた自覚がある。本当に迷惑をかけていました。ですが、潮さんや額田さんに助けて頂き、何とか公演に漕ぎ着けることが出来、自分なりの俊徳を演じることが出来た・・・かな?(笑)

しかし、俊徳を演じるに当り。最初、「弱法師」を読んだ時は、俊徳がとても嫌いでした。なので、半年間の稽古中5ヶ月間は稽古が苦痛でしかありませんでした。・・・・そのせいで多大な迷惑を掛けていました。ごめんなさい、自覚していますm(_ _)m

ですが、本番に近づくにつれ、俊徳が抱いているものが何か見えてきた。彼は、祈り・願い生き、そして孤独を持っている。だからこそ、始めて自分を受け入れ、否定してくれる存在の品子に惹かれるのではないのかなと思った。そうしたら、嫌いだった俊徳が愛おしく感じた。これが、今回演じた私の俊徳です。

なんだか、すごく濃密な半年間だった。

そして、すごく疲れた(笑)

御来場頂きました皆様、スタッフの方々、共演者の皆さん。

本当にありがとうございました。

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