祝島、漁協総会を阻止/これからも応援を! | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

今日祝島で、山口県漁協が原発建設の漁業補償金を分配するために強引に開こうとしていた総会は中止になりました!県漁協の職員が祝島の人たちに対して何の説明もなく強引に推し進めるやり方に、祝島の皆が抗議したところ、乗ってきた定期船に乗って帰りました。

だけど、またいつ総会を開こうとするかは分かりません。

これから、祝島から県漁協に対して、海を守りたいという、全うな想いに誠意に応じてもらえるよう行動していきます。

原発のお金を無理やり押し付けないで、海を守って欲しい。

そんな、それぞれの想いを県漁協に電話やFAXなどで伝えて頂けたら、とても力になります。

祝島の人たちも、本当に頑張っています。皆の応援よろしくお願いします!
脱原発の日のブログ
(写真&コメント;岡本 直也 facebook)

※不当で強引なやり方で
原発の漁業補償金を受け取らせようとしていることに対して、
本来の漁協は漁師たちの生活を守るべきではないか、
などの声を山口県漁協に届けてください。

世間の注目が変化をもたらします。
正当な方法で議決を行えるようになるためにも、
上関原発の新規立地を許さないためにも、
よろしくお願いします。

山口県漁業協同組合
Tel: 083-231-2211 Fax: 083-231-6466


http://net.wan.or.jp/tzn/2013/08/02/2013年8月2日%E3%80%80祝島島民の会-全員集会でのメッセージ/
2013年8月2日 祝島島民の会 全員集会でのメッセージ

本日午後1時、
上関原発をつくらせない祝島島民の会の全員集会が開かれました。
代表の清水敏保さんが次のメッセージを読みあげ、
集まった会員の方々と確認しました。
 * * *
 
『本日招集されている県漁協祝島支店の総会の部会は
山口県漁協の強引な進め方で開催されようとしており、
私たちは認めることができません。』
祝島に暮らす私たちはこれまで31年間、原発建設に反対し続けてきました。
原発建設のための漁業補償金も、
祝島の漁師たちは2000年に受け取りを拒んで以来、
これまで3度も受け取り拒否を決議してきました。
昨年2月は、祝島支店では、漁業補償金について二度と
議題にしないということも決議しました。
それを無視して、県漁協は今年2月、
祝島支店の総会の部会を開き、漁業補償金の受け取りを迫ってきました。
県漁協のやり方は、
規約に違反した選出方法で議長を決め、採決を行うというものでした。
その結果、受け取り賛成が初めて過半数となりました。
これをもって、県漁協は、
祝島支店が漁業補償金の受け取りを決めたと言っています。
そこで、祝島支店の31人の正組合員は、
漁業補償金は受け取らないと改めて県漁協に申し入れをしました。
それも無視して、祝島支店に配分委員会も作らず、
県漁協主導で、6月に漁業補償金の分配案を作ってきました。
今日の総会の部会は、その採決を迫ろうとするものです。
この漁業補償金については、本来なら、
漁業者全員の同意がなければ決めることができません。
少なくとも、3分の2以上の同意は必要であると、
県漁協の定款類にも、国の法律にも明記されています。
祝島支店が漁業補償金の受け取りを決めたという県漁協の主張には
全く根拠がありません。
私たちは繰り返し説明を求めていますが、
県漁協は、これまでずっと明らかにすることなく進めてきました。
繰り返します。
『本日招集されている県漁協祝島支店の総会の部会は、
山口県漁協の強引な進め方で開催されようとしており、
私たちは認めることができません。』
(報告者:木村力さん)



http://kaminoseki.blogspot.jp/
上関原発どうするの?

2013年7月31日
山口県漁業協同組合 御中
上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために
(略称:上関どうするネット)
TEL 03‐3357‐3800(原子力資料情報室気付 担当:伴)


上関原子力発電所建設にかかる漁業補償金の取り扱いに関するお願い

 私たちは、山口県上関町での原子力発電所建設計画に反対して、2009年より主に首都圏で活動している市民のネットワークです。

 2011年3月11日に発生した福島第一原子力発電所事故は、原子力発電が人々の安心・平和とは対極にある、あらゆる生命体と相容れない核技術であることを世界中に知らしめました。首都圏に住む私たちは、それ以前から、瀬戸内海の環境を破壊し、国民の食生活をおびやかすおそれのある上関原子力発電所建設計画に反対してきました。福島の事故により原発事故の影響の甚大さを目の当たりにした3.11後は、一層切実に原発の危険性を感じています。私たちは、日本の原子力発電所が一日も早く全廃され、上関原発はじめ新規の原発建設計画がただちに中止され、白紙撤回されることを今まで以上に強く望んでいます。

 2013年8月2日に、山口県漁業協同組合祝島支店にて、上関原子力発電所の建設計画に伴なう漁業補償金をめぐる総会の部会が開催されると聞き及びましたので、この書面にて以下2項の賢察をお願い申し上げます。



1. これまで祝島支店は、当事者主権に則り、なんども漁業補償金の受け取りを拒否する決議をあげています。祝島支店組合員の30年に及ぶ上関原発建設反対の意思を尊重し、漁業補償金の拙速な受け取り解決を図らないでください。
2. 魚価の低迷や後継者不足など、日本の漁師と沿岸漁業は大変つらい状況の中にあります。協同組合の本義として、まずは祝島支店の組合員の生活を守ることに尽力してください。


以上


http://ameblo.jp/miyake-yohei/
三宅洋平オフィシャルブログ
8.2
【日刊SPA!】“原発マネー”を31年拒否してきた島が緊急事態に
テーマ:ブログ


2008年頃だったように記憶している。
湘南のサーファーたちが、
六ヶ所・核燃料再処理工場(青森)の稼働に反対を表明しながら、
青森へ向けてライブとサーフのツアーを行った。

僕も誘われていたのだが、
当時はバンド「犬式」の活動が多忙で、
見送った。

坂本龍一さんらが行っていたSTOP ROKKASHOの動きから、藤沢のキーマン・KENGO MACHINEと繋がったりもしたものだ。

当時はまだ、mixiを使っていた(twitterを始めたのは2010年2月~)。


グローバル経済がもたらす国際的な社会問題、
そして日本の開発問題、環境問題。
911テロの真相や、戦争の意義とそのビジネスモデル。

そうした事を気にして、自分なりに調べたり読んだり、人と話したりしていたが、
正直、原発の問題はそれらの一個として埋もれていた。

再処理が何なのか。
何が、危険なのか。
僕には、放射性物質の人体に及ぼす影響が、今ひとつ概念化できていなかった。


そして、鎌仲ひとみ監督の『六ヶ所村ラプソディ』、『ミツバチの羽音と地球の回転』、
を観たときに、それらの科学的・医学的な議論も必要だがソレ以前に、
これは政治的な問題だと確認した。

少数の住民の声が圧殺されるシステムが在ったのだ。
それは、日本中で自民党型の開発を支え、僻地の声なき声をカネで封じ込めてきた。

そのリアルな様が、映画の中で描かれている。

思い立った僕が祝島を訪れたのが、2010年の7月。
それが、本当の意味での原発に対する活動の始まりだった。

そこで僕が感じた事は、
纐纈あや監督のドキュメンタリー『祝の島(ほうりのしま)』
に、とても的確に表現されていた。
ぜひ、ご覧になってみて欲しい映画である。
『祝の島』(予告編2分)


31年、原発の建設に反対してきた島に、今また問題がふりかかっている。





「【日刊SPA!】“原発マネー”を31年拒否してきた島が緊急事態に

上関原発建設予定地の対岸3.5kmの地に浮かぶ人口約500人の島、山口県上関町・祝島。

 地元自治体が原発関連交付金を受け取り建設推進と傾く中、島民たちの約9割が建設反対。“原発マネー”の受け取りを31年にわたって拒否し続けてきた。

 主要産業は漁業で、漁業補償金受け取り対象となる8漁協のうち、祝島の漁協だけが受け取り拒否を貫いている。その額、10億8000万円。現在、この歴史が覆されようとしているという。



補償金配分案、採決できず [中国新聞]
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201308030018.html