IPM ドバイ 全国輸出拡大協議会 その1 | About De Bloemen Winkel Work(港区 ブルームンウインクル 花のデザイン)

About De Bloemen Winkel Work(港区 ブルームンウインクル 花のデザイン)

港区にアトリエを構える De Bloemen winkel ブルームンウインクルのブログです。雑誌掲載や、イベント情報、仕事の内容、裏話を書かせて頂いています。店舗やイベントの活け込み、ブライダル、スタンド花から花束まで制作致します。中三川聖次の季節と色彩の花をご覧下さい。


モスクワ、ジャカルタに続き、全国花き輸出拡大協議会のお仕事で、急遽 アラブ首長国連邦 ドバイに、フラワーデザイナーとして参加することになりました。

過去の仕事内容と同じく、ドバイに輸出した花を現地でプロモーションすべく、デモンストレーションなどを行うわけですが、中東は未知の国。

事前にネットで情報を集めながら、準備をしつつ、日本時間夜中の飛行機で出発。

現地時間朝7時頃に到着。ドバイの植物事情や、街観察を1日行いました。

今回チームドバイは、盆栽チーム、植木チーム、花鉢チーム、切花チームに分かれており、
総勢10名。

それぞれのプロフェショナルが、一丸となって
周りを助けながら、日本輸出拡大をすべく
活動しました。

まずドバイに着いて感じたことは、空港、ホテルの部屋も広く、まだまだ未開拓な土地が余っていること。まだまだ開発出来る場所が残されていて、少し走ると砂漠があり地下水が豊富に流れ、ナツメヤシ栽培が行われていたり、

近代建造物だけでなく、中東の貴重な中継貿易地点として発展してきた貿易港であり、真珠が有名(ミキモトの真珠養殖が影響で縮小)。現在も船が多く行き来する国であることや

またオイルマネーを使った近代ビル開発が進み、金融、観光へとシフトし、今や石油に依存していない国であること。

またビル群、ホテルを中心とした道路交通網を整備した分、通行者レベルの快適さ安全さはないこと。

所得が高く安全で清潔な街。
などがわかりました。

植物は夏場が50度を越える環境ながら、秋から春にかけては30度以下。ナツメヤシを中心とした木が植えられ、近代建造物には、緑が無ければ街並みが美しく見えず、国が率先して植栽をしていることが感じました。
日本の植木で50度の悪環境を耐えることが出来るか?はこれからであり、まずは今回は根洗し土を排除した状態でピートモスて寝巻きし、持ち込まれていました。

モール内は、本物の土台に造葉をつけているものが多かったですが、空調が常に低温にコントロールされているので、天窓などをつければかなり生育出来る気がします。

2日目はイベント設営。
しっかり準備をしたいと思います。