もう一つのSHOーTIMEがそこにあった

 

まさにそんな感じです(笑)

 
実は昨日のドジャース戦とほぼ同時刻に
カブス戦もあったんですが
カブスの先発が今永昇太だと聞いていたので
翔平が第1打席でホームランを放ったあと
カブス戦を覗いてみたんです。
 
 
カブスに移籍した今永が意外というほどの大活躍をしている事はもちろん知っていましたが
スポーツ関連のニュース番組で見る程度で、今永の投球をじっくり見たことがまだなかったので
「今日はちゃんと見てみよう」と思って見てみたら・・・
 
正直、翔平の打席がどうでもよくなるぐらい夢中で見てしまいました(笑)
 
 
強打者相手に伸びとキレの高めの4シームで強打者たちのバットをブンブン振らせたかと思うと
今度は低めの変化球で相手チームのクリンナップのバットをブンブン振らせるっていう
見ていて胸がスカッとするなんていうもんじゃないほど気持ちがよくて見ごたえのあるプレイでした。
 
 
 
 
ってゆ~か、何て言うんだろう。
 
まだメジャーリーグに来たばかりの1年生ピッチャーなのに、並居る強打者たちを目の前にして
「打てるもんなら打ってみろ」と言わんばかりの、あの強気なピッチングと
味方のエラーでピンチになってしまっても全然動じずにピシャリと抑えてしまう新人とは思えない気の強さにやられてしまった感じ?(笑)
 
「強気でないといいピッチャーにはなれない」っていうのを久々に痛感しました。
 
 
特に球速がすごいわけではないんですが、配球の良さと緩急のつけかたが見事すぎて
これだけ勝ち続けている理由に納得です。
 
よく「優れている投手というのは剛速球を投げられる投手ではなく緩急を上手く使い分けることができる投手」って言われますけど今永の投球をみていると本当に実感しかありません。
 
結局昨日はメジャー自己最長となる6回1/3を投げて5安打7奪三振1失点で、リーグトップに並ぶ4勝目を挙げています。
 
 
 
 
あんまり言いたくないけど460億円という契約金を手にした山本由伸がまだ2勝しかしていないことを考えると
ドジャースファンは苦笑するしかないのではないかと。
 
 
今永はここまで5試合に登板し、27.2回を投げて防御率0.98(リーグ2位)28奪三振(リーグ16位)WHIPは0.80(リーグ3位)をマーク。
 
防御率0点台ってオイオイあせるあせるあせる
凄すぎるやろ(笑)
 
MLB記者のサラ・ラングスによると、1913年以降の両リーグ公式戦で、メジャー初登板から5試合(先発のみ)で防御率1.00以下を記したのは過去5人しかおらず、今永が史上6人目ということになるそうです。
 
つまりこういうこと。
 

カブス今永昇太がデビューから5戦先発で防御率0点台!

メジャー111年間で史上6人目の快挙!

 
 
もちろん、
今のこの調子のままずっといけるという事はないし
全球団も慌てて研究し始めているはずなので
今後は打たれる場面も増えてくるとは思うけど
でも、メジャーデビューでこの成績は
もっともっと高く評価されるべきじゃないかと。
 
日本は翔平のニュースばかり流して
他の日本人選手のことは翔平のオマケ程度に
チラッとしか流してくれません。
 
私は翔平のファンだけどその前に野球ファンなので
活躍している選手のことや
いいプレイを見せてくれた選手のことを
もっと放送して欲しいです。
 
レッドソックスの吉田だって
やっとスタメンで出してもらえて
そのとたんに4安打したのに
どこもちゃんと放送してくれないんです。
 
もうガッカリし過ぎて何も言えねえ。
 
やっぱ日本はアイドルにしか興味がない幼稚なメディアばかりっていうことなんでしょう。