安さを売りにしていた時代
価格競争を求めていたのは、消費者である私たちでした。
その結果、30年以上かけて
安い日本になってしまいました。
賃金も上がらない
人件費が安い
世界はどんどん賃金も人件費も上がっているのに、
日本は取り残されてしまいました。
ベトナムは、この30年でGTPは7倍に
バングラデシュでも何倍にもなっています。
その反面日本は??
比べるまでもありません。
もう、日本が安さを求めて製造してもらう国は
世界のどこにもなくなりました。
安さを求めて製造してくれる国は、日本の工場になっているのかもしれません。
私たち日本人の安さを求める暮らし方は、
私たち自身の首を絞めていることに
どのくらいの人が気づいているでしょう。
安さばかりを求めていることに
疑問を持つべきであると感じます。
スワロフスキー社が、自社のブランドを守るために
DIYから撤退したように
メーカー、作家、講師は商品の価値を守らなければなりません。
そのためにも、価格競争を避け、安さ重視の価値観を改めるべきです。
もちろん、そのためにも、
商品の品質を守る、より高めていくことも必要です。
より品質の高い、価値のある商品を、適切な価格で供給する。
そして、消費者はその価値を購入する。
その循環が誰もが求めるべき結果を
生み出すと思います。