左右の知覚 | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

おはようございます 柴田です(^_^)/


「知覚の発達」 で書いた「方向の知覚」を、もう少し詳しくお話ししますね


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●方向の知覚


上下の関係は2歳半ばでほぼ理解出来ます

これに対して、左右の関係は3歳後半になっても、わずか34%です


赤ちゃんが、絵本を逆さに見たり、鏡文字を書いたり、靴を左右逆に履いたりすることからもわかりますね


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という内容を書きました


何故、子供が左右を理解できないのか?

これは「脳の視覚野」に関係してきます


人間の視覚は、見たものをそのまま受けているのではなく、脳の中で処理しているのです


目で見た景色は網膜には上下左右逆転して写っているのです

ちょうどカメラの構造と同じなのですね


カメラの場合は、フィルム面には上下左右が反転した像が写っているのです

しかし、ファインダーから覗くと上下左右は逆転していません

それは、プリズムや鏡を使って再度反転してファインダーに送っているからなのです


ですから、あなたも網膜には上下左右逆転した景色が写っているのです

そして、それを脳の中で「後天的な学習」によって処理しているので「まとも」に見えているのです


「後天的な学習」というのは、「経験の積み重ね」ということですね


ですので、あなたの子供が「く」というひらがなを「>」と書いているのを見て「それは違うでしょ!反対!」と叱ってみても、子供には理解できないのです


なぜなら、子供の目には左右逆転した文字が見えているのですから(^^)b


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