もともとやんちゃな性格だったのかな。ほとんど記憶はないけれど〝ぼく〟と言い始める前から、かなり男勝りだったんだろうなとも思う。

黒髪もっさり(笑)左足が美脚!


自分がぼくと言い出し始めた頃の父ちゃんや母ちゃんの反応を覚えていない。


けど否定された記憶や、間違ってると、正そうと、された記憶もない。


今思えばただ父ちゃん自身が楽しんでただけなんじゃないかなとも思うんだけど...


家でみるビデオは父ちゃんが録画しといてくれた初期の仮面ライダーやら戦隊モノのヒーロー、おそ松くんとかなり偏ったチョイス(笑)



保育園の給食セット(お箸フォークスプーンのセット)はダイの大冒険


お気に入りの傘はメタルパープルが渋いヒーローのジャンパーソン



赤やピンクより青や紫や水色に心を踊る自分がいたし、かっこいいものが好きだった。




ぼくはどんどん〝ぼく〟であることが自然になっていった。



父ちゃんの好きだったもの


母ちゃんや保育園の先生たちの理解


いろんな条件のおかげでわたしは自由にぼくをやれていたんだと思う。



特に大好きだった遊びが剣づくり。新聞の折り込みチラシの中でもそれに適した大きさと艶のチラシを見つけて細く丁寧にクルクルと巻いていく。



それを持って闘うというより硬くて鋭いかっこいい剣を作るのがとにかく好きで得意だった(笑)


〝みんなのはへにゃへにゃで、ふとくみえてもぜんぜん、あかん。さいしょがだいじ。ほそーく、ほそーく、まいてかなあかんねん。〟


と独自のこだわりと自信。


でもこれってぼくになる前からもやっていた遊びのような気もする。


↑ヒーローごっこでもしてるのかな。でもスカートはいてたみたい!



もう10年ぐらい保育園にも顔を出せてないけど...

最後に遊びにいった時も園長はわたしの顔を見るなりこう声を掛けた


〝おう!ぼく!元気か?〟


〝もうぼくなんて言ってないけど(笑)元気です!〟


あまりはっきりと覚えてないけど確かそんな風に照れながら答えたんだっかな。



園長はじめ、みんながあの頃のわたしを〝ぼく〟でいさせてくれたことに今も心から感謝しています。





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