事の発端はアシッドマザーのシンセ&ギター担当の東君がヨーロッパツアーの真最中に知り合った女性とデートに出かけ見たい映画がるとの彼女の要望でたまたま映画館に入った時に上映していたのがこのガス・ヴァン・サント監督の「エレファント」。
当然のごとくサッカーと競艇にしか興味の無い東氏は始まったとたん大爆睡。しかしふと目を覚ますとメチャクチャカッコいい音楽が流れていたので「自分達以外にもこんなカッコいいロックを演奏出来るバンドがあるんや~な~」と思い名前だけでも憶えて帰ろうと最後のテロップを目を皿の様にして見ていると自分のバンドの名前が現れて仰天したそうだ。
そしてステイ先に戻りメンバーに一部始終を話した所アシッドマザー総帥の河端氏がそう言えばかなり前に「お前達の大ファンなのだが自分の映画に使っていいか?」との連絡があったそうだ。てっきり小規模なインディーズ映画だと思い込んでいた河端氏は気軽に快諾してしまったらしい。
よく調べてみたらこの映画2003年の第56回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールを受賞している大メジャーな映画。怒った河端氏が連絡をとってみた結果ひっそりと5万円の振込があったそうだ。メンバー5人だから5万という事なのか?完全に舐めている。
河端氏いわく
「なんがガス・ヴァン・サントやただのカスやんけ。クズみたいな映画に俺らの音楽使いやがって!!今度顔見たら怒突く!!」と激怒していた。
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