MADAME EDWARDA北海道2日目 | 邯鄲の夢

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徒然日記

MADAME EDWARDA北海道2日目

 

 

ロマンポルシェ男の20周年

札幌スピリチュアルラウンジ

 

 

isomeki

 

ステージに置かれた机、エフェクタ、

創作楽器?を見て

ノイズに間違いないと思ったけれど

正統派で実験的ノイズ!

シンバルやペンタイプの不思議な

道具も使われていました!

最後の不協和音は

かなり冒険だったかもしれませんが、

豪気な選択で斬新でした。

 

 

エロチカ

とても不思議なコンセプトバンド

よく練りあげられた

ポップソングに

ヤバイ歌詞を乗せて

破壊的自虐的な様相を見せるのが

面白かったです・・!

 

⚪︎△□

矢野顕子さんとか

パパイアパラノイア系列を

思い出す

個性派女性ヴォーカル

デジタルポップでユニークな音でした

レトロ感覚の演出も良かった

 

 

 

 

 

宿無ノ以蔵

 

タイコのセッティングが

ステージ真横だったので

びっくり!

なんとすごいステージセット。

タイコとギターヴォーカルという

二人組

ギターのお兄さんがドラムセットに

登っていたので

それが狙い!!??だったのかしら?

音はグランジ、ガレージパンク系の

手堅い感覚にプログレ要素もあり

激しい音でよかった。

是非東京進出を望みたい

 

 

 

 

 

KAGE稲荷

 

いちばん不思議だった出し物!

(これはバンドというより出し物!

という言い方がぴったり)

始まる前

機材が何もなくて

iPad だけ置いてあるので

ポエトリーかと思ったら

なんとテクノノイズ

ポップス

一人で演じてらっしゃいました。

歌詞が面白い、

面白いけど

 

草刈○雄、田原○彦、

とかなぜか人名が歌詞??!!

トンでもないアイデアの応酬に

魅せられました。

 

 

 

 

 

MADAME EDWRDA

いつもなら考えられないような

対バンの中(笑)

前日と前後編で一対となるような

見事なセットリスト..

 

オペラからの始まり

憂愁の美しさカテドラル

 

ヘリオガバルス

ローレライは

初期マダムの良く知られた曲

悪の華も名曲

あのセリフ部分は当時から秀逸!

最近のギター間奏はとても良いセンス感じます。

 

ヘリオガバルスのイントロのベース

めっちゃいいですね・・

 

 

アンダルシアの犬の

展開が素晴らしい

イントロのヴォーカルとギター

転調するシーンの

リズム体・・・タイコ響きますね、

ベース来ますね、

こういう構成が好きでたまらないのは

私だけではないはず。

 

プリンセスリータもメジャー曲なので

受けていてよかった

 

遠くの街の遠のく街

の歌詞はフランス詩のように

韻を踏んでいて美しい

 

 

2日間とも

Weird Messiahが入ってましたが、

全体の構成的にも、演出的にも

重要ではなかったかと思います。

初期マダムの「Low」みたいな存在かも・・

 

総括して、

旧曲アレンジも最近の曲のライヴバージョンも

堪能できました・・!

 

 

常に 常に

なんて完璧なんだろう

なんて合致した演奏なんだろうと

 

かみしめつつ聞きました..

 

個々のパフォーマンスも劇的・・

 

そしてG.O.O.D.Sの演出は

一人一人舞台から去ってゆくという

ドラマチックさ

(↑この曲

最高難度だと思うんですが特にヴォーカル・・

ライヴアレンジが震えるほど美しかったです)

 

 

道民よ これがMADAME EDWRDAだ!

って感じでしょうか..

 

 

 

 

威厳と光に満ち溢れた世界

 

 

この2日間で

とても凝縮された

MADAMEの世界を見た気がします..!

 

 

 

 

 

 

ロマンポルシェ

 

掟さんの真面目さと

ロマンさんの曲作りのスゴさが

如実にわかる

ニューウエーブテクノ

 

歌詞とパフォーマンスは

大胆だけれど

パンキッシュな

打ち込みはクオリティ高いし

説教という名のMCも

巧みに時事ネタを入れつつ

笑わせてくれる

 

「皆さんのプレゼントに

白い恋人を用意しました!」

と白い粉入りパケットを見せたり

(もちろんニセモノ)

紀州ドンファンをネタにしたり

 

私はロリータネタで

「レモンピープル 内山亜紀」

という単語が出たのを

聞き逃しませんでした。

 

(それはマンガファンにしか

わからないディープネタです)

 

そんなこんなで

裸体も惜しげなく披露し

客席に降りて行っての

渾身の熱演

 

面白かった!

音作りの巧みさ

演出のキレの良さ

プロ根性を感じるお二人でした・!

 

 

 

 

極めて濃厚な2日間の宴でした。