②タイガーストライプ 解説編 | DSA167のブログ

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昔好きだった服の事、バイクの事を思い出しながら・・・
熱い思いを笑いで綴ります。

みなさん こんばんは。


タイガーストライプ 第2回目 解説編です。


内容濃いので、興味ない方や体調すぐれない方は閲覧をお勧めしません。


マジです(笑)  ワロてますが・・


では参ります。




タイガーストライプってなんだ?って聞かれたら、正直、きちんと答えられないのがタイガーストライプ。


その誕生もはっきりせず、メーカーも種類も無限に存在します。

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しかし、昔からミリタリー好きにはもちろん


最近ではファッションにも取り入れられる程の人気の理由はやはりこのインパクトのある横縞だけではなく、謎の多い事も関係しているのではないでしょうか。


しかし現在までいろんな人が調べた結果、以下の内容が現在、世間で言われているタイガーストライプの概要となっております。


タイガーストライプ迷彩は60年代にベトナム戦争で多く使用されましたが、この迷彩は米軍のものではなく、南ベトナム政府軍が使用していたもので、そのデザインの良さからアメリカ軍の特殊部隊兵士を中心に現地市販物を兵士が勝手に着用していました。(以下追加訂正:タイガーストライプの多くは非正規戦闘員向けにアメリカが調達・支給した日本、韓国、台湾製で、特にAPA(在日米軍調達本部)経由で発注された日本製が多いと考えられる)


タイガー・ストライプは、50年代のインドシナ紛争でフランス軍がベトナムに残していったリザード・パターン迷彩(下写真)がルーツではないかと言われております。


1950年代後半から60年代当初にかけて、フランス軍の残していったリザード迷彩は南ベトナム政府軍が譲り受けて使用していましたが、やがて在庫不足となって困った政府軍は自前で現地生産を開始します。その時作ったリザード・パターン迷彩のコピー品がタイガーストライプ迷彩の元祖と言われているんです。



まったく夢のある話ですね。 感動しました。


ディズニーランドにテーマパーク作ってもいいんじゃないでしょうか?


「TIGER STORY MANIA」って  どう?


”現在の待ち時間0分”だろな  ずっと(笑) 




【50’Sフランス軍リザードパターンジャケット】

(これはちょっと色褪せしすぎてパターンが解り難いですが大変貴重な物です(借用画像)

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【50’Sフランス軍リザードパターンパンツ(借用画像)】 

タイガー・ストライプの面影が確かに・・・
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【50’S フランス軍リザードパターン着用例(DSAライブラリーより)】

この服装があの由緒ある国が作ったものとは・・。殆どパンクだぜ。

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そしていよいよタイガーです。



【一般的に”本物”と称される南ベトナム政府軍用

タイガーストライプジャケット&パンツ(借用画像)】

タイガーに”本物”という定義はあまり意味を持ちませんが・・
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【60'S 米海軍特殊部隊SEAL着用例(DSAライブラリーより)】

顔のフェイスペイントはクラウド(雲)と呼ばれている

もので悪魔の様で威圧効果が半端ないです(汗)
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【60'S 米海軍特殊部隊SEALの面々(DSAライブラリーより)】

左下の人は上の写真と同じ人です。

デビルマンの顔はこの人の顔を参考にしたに違いありません!

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この部隊、最近ではビンラディンを殺害した事で有名です。

こんな奴ら家になだれ込んで来たらさぞ恐ろしかった事でしょう。




【60'S 米陸軍特殊部隊グリーンベレー着用例(DSAライブラリーより)】

グリーンベレーってドンパチ派手なイメージあるけど実際は現地人への教育、訓練、指導が多かった様。しかしこんな上司イヤダ。

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【60'S 米陸軍特殊部隊グリーンベレー着用例(DSAライブラリーより)】

現地人にM79ゲレネードランチャーの取り扱い方を教えている所です。

この人もイヤだ。戦場なのに青いチーフしてカッコつけてる(笑)

しかしこのタイガーストライフの色加減、柄加減はサイコ~
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完全に死を覚悟してる様に見える背中。

左下の人はタイガーの生地でマガジン入れをカスタムしてます。

ん~ ヲタの極み。

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現地の子供たちと戯れる。

ジャングルブーツにタイガーパンツ&ハット。
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それでは次に現在の国内におけるタイガーストライプの市場を調査いたしましたのでどうぞ。


ここは大阪にある、とある有名ミリタリーショップ。

”本物”取り扱い量日本一と思われます。


あるある。ヨダレもんが・・




ハット。ほぼデッド。貴重です。      ツナギ。有名&レア。

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色もいろいろ。柄もいろいろ。    生地もいろいろ。形もいろいろ。

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アレ 一番左端にちょこっと写ってるの(ワッペン付いたやつ) リザードパターンかな?


識別できたアナタはもう”ヲタ”です。


古着屋で機会あれば言って下さい。


「アレ?この迷彩タイガーというより リザードっぽいね」って。


引かれますから(笑)






復刻、レプリカについても書きたいんだけど、これも紹介したい物が多すぎてまとめきれないんで又いつか書こうと思います。


それでは次に私物の紹介です。


【南ベトナム政府軍タイガーストライプジャケット&パンツ】


上下同じ色合いで揃えるのは大変。 

昔でも高かったぜ。                                                   貧乏人にはキビシイぜ。              

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【タグ】A-Mは「アジア人でM」の略。

Aの代わりにUSの表記もあります。

(例:US-M) 

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ジャケット

パンツの左ひざの横の小さなポケット

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パンツ                   柄アップ

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窓際にハンガーでかけてたら脱色してしまった。この紫がかった色褪が良いと言う人もいるが私はショック大。  

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パンツ。 裾に紐が通ってます。

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【生地アップ】              

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【裏】 柄がすけないタイプの生地。

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柄は少し小ぶり。あまり好きでない。

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【ローカルメイドタイガーストライプパンツ】

これは南ベトナム政府軍のものと形が同じだった様ですがポケットが全て取り払われてしまっています。しかしそのせいで柄のパターン全体が確認できる非常に貴重な一品です。

柄を確認してどうすんだ?って質問ですね。  さぁ~ ・・
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【後ろ】

柄も色合いも最高です。

特にこのケツの辺りに入った黒く太い

縞々がたまりません。 ワタクシ オカシイデスカ?
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アジア-Lですね。

解ったアナタはヲタに拍車がかかってますよ(笑)

このようにサイズ表記にはスタンプ式もありました。
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アジャスターもたまに付いてます。
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【柄アップ】                 

力強いですね。なぜか”和”を感じます。                                 

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【裏】柄が透けるタイプの生地です。

少し透けた物の方が良い場合が多いです。

タイガーに限らず・・・えへっ 

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【ローカルメイドショートパンツ(たぶん沖縄製)】

これね、私穿いたら完全に節分の鬼役のおとん
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タイガーの生産地を言う時、日本製と沖縄製を区別して言います。


これは当時、沖縄はアメリカ領だった事の他に、タイガーの発展に沖縄は重要な位置づけにあったからだと思われます。


詳しく知りたい方はDSAまでメールで覚悟してお問い合わせ下さい。


説明したくてうずうずしてます。



【ショーパン後ろ】

最初のタイガーと柄が全然違うの解りますか?

この柄も代表的なパターンの1つ。

早く見分けれる様になりましょう。
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【ローカルメイドハット】

後で被って出てくるよ~

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【ハット裏】                     【生地アップ】

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【きんちゃく】

昔、タイガーの生地で作りました。

ふだんはアメちゃん入れてますが、

人に良く 「それカッコイイね。何入ってるの?」 って聞かれるんですが・・

答えにくいです。
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【着画】

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目うすめて見ても顔解らんやろ

オトコマエって事意外はな。 フフッ
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次回、ダイガーと音楽について語ります。


まだあんのかい!って声が聞こえて来ますが


まだまだあるんです。ほんとに。




暇で死にそうな時にでも覗いてやって下さいな。




ご閲覧ありがとうございました。



終わり