前回記事から更新するのを忘れていました(ノД`)
少し異常な世界ですが実在する世界。閉鎖空間って怖いですね。
つづき
?「えー!!!『経営者を育てたい』のに経営者の基本の『社会保険を教えない』んですか?それって無責任じゃないですか?」
社長「きみは態度が良くないな!実に悪い!!そんな奴はクビだ!クビ!!聞かないやつが悪いんだよ!なんでも教えてもらえる環境じゃ『経営者の感覚』は身につかないぞ!これはタマゴくんのためなんだ!!そもそもタマゴくんのマネージメントはツボミちゃんに任せてあるんだ。ツボミちゃんが教えるはずだろう。社会保険を教える責任はツボミちゃんにあるんじゃないか?無論私は聞かれたら答えるつもりだぞ!・・・ところで君は誰なんだ?」
?「いやー・・ただの通りすがりの者ですよ。」
経営者のツボミ「社長、聞いちゃいました。」
社長「ツボミちゃん!!」
ツボミ「実は私、社会保険に入ってないんです。国の基本的な制度も知らないで経営者になろうだなんて・・・どうかしてますよね?」
社長「そ、そうだな。保険に入るのは当然の行為だな。今気づけて良かったな!経営者は自分で調べないと誰も教えてくれないぞ!」
ツボミ「さっそく明日手続きしてきてもいいですか?」
社長「いいぞ!でも自分の仕事もちゃんとするんだぞ!」
ツボミ「実は・・・実家が遠いんで一日の休みが必要なんです。寮暮らしで住所変更もしてませんし・・・うちの会社、市役所が開いている平日は年中無休で仕事あるし・・・」
社長「ツボミちゃん、君はタマゴくんや他のスタッフを指導する立場だ。指導する立場が責任感もなしに仕事を休んだらタマゴくんはなんて思う?この人にはついて行きたくないと思うに違いないぞ!『例の件』も知っているだろう?」
ツボミ「はい・・(例の件ってあるスタッフが一日休んだら他のスタッフみんなが口をきいてくれなくなったって話かな・・・?)・・・・そうですね。」
社長「行くかどうかは君が決めればいい。もし仕事を休むなら他の人に迷惑がかかるからそれも自分でどうにかするんだぞ!」
ツボミ「経営者は何事にも対応しなければいけないですからね・・・でもなんとか明日休めるように他のスタッフにも相談してみます」
社長「ほう・・・そんな君の姿を見て他のスタッフはどう思うかな?くれぐれも慎重に頼むよ。」
ツボミ「・・・・・・・・・・わかりました。私はスタッフを信じています。それと社長!ひとつ聞いてもいいですか?」
社長「なんだ?まだ聞くことがあるのか?」
ツボミ「私はタマゴくんに社会保険のことを教えるべきでしょうか?」
つづく