意外や 反響があったので

意外や 反響があったので
調子に乗って続きをお話しちゃいます

今更ですけど
大椎城はｵｵｼﾞｲｼﾞｮｳまたはｵｵｼﾞｼﾞｮｳ
おおしい城ではありません(^_^;)
平将門が反乱を起こして
新皇を自称したのは有名ですけど
その甥の
平忠常が千葉の独立1歩手前まで
大暴れした反乱については
忘れられがちです･･･
平忠常の祖父が村岡五郎こと平良文
坂東八平氏の元となった人物
平良文さん自身は大活躍したワケじゃ
ないんですけど
その子孫は源頼義・義家父子に従い
関東に地盤を築きました
そのうちのひとりが平忠常です
平忠常は
平将門さんの娘を母にもち
武力と野心により
役人の言うことを無視し
ついには安房守 今でいえば知事を
焼き殺した上に
上総の政庁(国衙)を占領
この動きに
房総の国人たちが同調したために
反乱軍は国の征討軍も歯が立ちません
3年に及び
千葉は無政府状態に陥りますが
民衆は疲弊し
平忠常の元 上司 源頼信の下向を機に
降伏したのだそうです

平忠常は梟首に処されましたが
子供らは
不思議なことに許され
平忠常の孫が
所領を得て館を構えたのが
大椎城のはじまりだというのです

大椎城を本拠に千葉氏がしたのは
3代ほどで
亥鼻に千葉城を築いて移ります
その後も
おそらく千葉氏によって
使われてたのでしょう
戦国時代には
土気城に拠った酒井氏の支城として
改修を受けたようです
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