真冬 | High Enough

High Enough

2022年より個人ブログに移行しました。https://r55-mariafront-fishing.com/ 「ルートゴーゴー」で検索くださいね。

今冬は久しぶりによく冷える冬となってますねぇ

春が楽しみやわ


その前に冬のサカナをきっちり攻略せんとアカンのですが、やることはいくらでも…


年末からダラダラと作り続けてる謎のサカナ用のS字

進展はあるようなないような…


S字が完成すらしてないのに、他のルアーも作りたくて仕方ない笑

このスケッチはランカーパンカーが手に入りにくいから作ってしまおうかと(このスケッチもこの後に3回ほど修正かけました)

ルアーのデザイン、マジで面白い


リスペクトするルアービルダーがNLWの西根さんとタックルハウスの二宮さんということもあり、ルアーのデザインにはそれなりに気を使います


いや、失笑しないでくださいね(^-^;


ルアービルド初心者が出していいような名前の方々ではないのは百も承知


ただ、この方々が作られたルアーはちゃんと使い込ませてもらってます


その上でルアーを作るなら、そんな方々の影響は絶対に承けるだろうと


そうでなければ、そういった偉人たちのルアーを使ってきた意味がない


その辺の木材でテキトーにルアー作りすることになってますが、作り手の自分としてはともかく、それを使う自分としては、一流のモノを使ってきたので、自分が作って使うモノにも一流を求めるだけの話です



横、縦などから見たルアーの輪郭線

それは確実に水中で色んな影響が有り、ハンドメイドルアーにありがちな「意味不明な曲線」みたいなのはあまり好きじゃない


各輪郭線がちゃんと意味があるデザインに仕立てたいですが、そんなこと語るには200年早いけどねっ


とりあえず泳がせるまで作ってた個体で、簡易な止水コートしてからのウエイトセッティング

スローシンキングにするために巻いたオモリは4オンス

10インチクラスで総重量は7オンスクラスと、まぁまぁ狙い通りでしたけど、100グラム超の鉛を入れるスペースがないがな…


どこに入れてもいいのならイケるけど、アゴの下から尻尾の付け根までウエイト入れたら泳がなくなるのは目に見えてる


ということで1から作り直し…


ちなみにお風呂でのスイムテストはS字幅は浴槽が狭いので分かりませんが、なんとなく泳いでる感じ

そしてテールを着けていないにも関わらず、トゥイッチで360はお手のもの

ま、別に回ってくれんでもいいんだけどね~(^-^;


だかしかし…

トゥイッチの時に変にロールを伴ってターンしてしまうのと、止めた時にやたらブルブル震えるのが気に入らん


それに、横から見たボディ上下にかかる水噛みがバランス取れてないような感じだったので、もう一度同じ型から切り出してアウトラインを再形成です


上のが今回の失敗作

ヒートン打つ方法の構造変更

ボディ幅の変更

アイの位置微調整

ジョイント連結部の構造変更など…


まだフィールドで泳がせてもないのに、すでに何個のボディをゴミにしてしまったのやら…

しかもね…もしこれから作る個体たちでイケそうなのができたとしても…

「今使ってる杉材は気に入らない」


ルアーに杉は多分合ってないのよ

木目が粗すぎて仕上がりに影響出過ぎる


だから杉材でできたのを元に、他の材で作り直しせんとアカンのです(^-^;


とりあえず手元にはホウの板材があるんですが、それを使うようになるまでルアーの完成度は高まるのか…


幸いなことに、アタシがルアーを作り始めた理由が「市販品にないモノが欲しいから」


クセがなく使いやすくて、浮力調整にはばがあり、狭い範囲でキレのあるターンをしてくれる無垢素材でできたS字


謎のサカナ狙うに当たって、自分の中で「効くのでは?」と思える要素はまとまってきてます

それにピッタリ合うのが市販品になかなか見つからないから…市販品でそれがあったなら絶対に市販品買います

だって、ハンドメイドだるいもん笑


そういった理由で作り始めたので、ゴールは見えてるんですよね


「自分で作ったルアーで釣りたいから」といった理由ではなく、その辺はやりたいこと決まってるから本当に楽です


が…そのゴールはいつ行けるのか…


まだまだ精進します…