18.19日に三重県鳥羽で行われた
全日本チヌトーナメント
に参加してきました。
去年はあっさり1回戦で負けたので
今年は練習期間を十分に設け
自分の持つ引き出しをさらに増やし
挑んだ今大会。
全国から予選を勝ち上がってきた
56人のトーナメント方式での対戦。
優勝するには6連勝する事。
初日の天候は風は弱いながらも大雨。
雨量に対し前日のプラで得た情報を元に
・魚のポジションの相違
・反応が良いエサの早期発見
・仕掛けの操作に対する魚の反応の把握
・潮の状況と釣座交代のタイミング合わせた
ダンゴの配合とダンゴワーク
様々な要素を自分の持てる技術で
計算して挑んだ初戦
激渋の中
どうにか1匹引き1-0で初戦突破。
2回戦
広角を中心に広範囲を探り
先行逃げきりで
2-1で2回戦突破。
3回戦
徐々に撒き餌の効果が期待される
時間帯になっても雨と低水温の影響か
小型のチヌが寄り切らない状況。
前日までに見つけておいた
大型回遊パターンに焦点を集中。
2時間のチヌの頭数勝負なので
効率は悪いが長寸勝負に持ち込むと
圧倒的有利になる。
想定外の大型のチヌを掛け
取り込みに3分ほどかかりましたが
なんとかキャッチ。
その後1匹追加し
2-1で3回戦突破。
初日は3回戦までで終了し
各ブロックからベスト8が出揃う。
大会2日目
雨は止んだものの
風が強く吹きいつも以上の
正確でスピーディな
ラインメンディングが求められる。
4回戦(準々決勝)
この日は比較的魚の活性が高く
釣り合いになるので
手返しの良い釣り、
いかに魚に針を飲ませないようにし
最小限の時間で最大限の
魚を掛けれるような釣りの組み立て
を念頭に置き、
試合展開は釣って釣られての
シーソーゲーム。
結局6-6で1匹長寸勝負に。
相手のスカリから覗く魚の長さをみ見ると
自身が釣った魚と微妙な差。
審判に正式に測定してもらい
両選手の目視確認を済ませ
結果は
なんと2ミリ差で勝利。
この時点でベスト4進出確定。
5回戦(準決勝)
当日の魚のポジションから
ピーカン強風のパターンを想定し
広角で探り始めるが
いきなり相手に2匹引かれ
前半0-2で折り返し
後半に移り、狙おうと思っていた
ポイントに仕掛けを馴染ませ
流しこもうとするも何故か
うまくポイントに入っていかない。
原因は当日に吹いた強風により
潮が押され当日の
タイドグラフが微妙に変化。
この大誤算に気づいた時には
時既に遅し。
完全にリズムを崩し
アタるも早アワセでミス連発。
結果は2-6で完敗。
ベスト4で敗退となり
3位決定戦へ
試合間に与えられた
休憩時間30分の間に
タイドグラフの誤差を
風向、風速、太陽傾斜から修正し
的確に魚の目の前へ仕掛けを
送り込み、手返しよく
試合を組み立て直して
10-6で勝利。
結果
3位入賞。
今大会は去年の屈辱から
頭をフル回転させ勝ち取った
順位で自分自身の釣りの技術も
少しは高まった様に思います。
今回の経験を踏まえて
来年以降もチャレンジ
し続けたいと思います。