エミシの森 -6ページ目

まつろわぬ心 徒然5 風化と真の心と

あの日から7年が過ぎた

風化を危ぶむ声が多く聞かれる

 

この地震の周期は、約1200年

従って次の時には、今、生きている者のすべてが、皆、自然界へと還っている

 

地球の営みとして繰り返される地震や津波を(人は)震災と呼ぶ

 

(厄、禍、災・・・)

 

過去に拘り過ぎれば、未来は観え難く

 

 

東の民族がエミシと呼ばれた時代など

もはや風に削られ、記憶も記録も失われ、疾うの昔に土へと還っている

 

(それが良いのか、悪いかのか・・・は、歴史という大河の流れに問うが如し)

 

大事なのは、目に観える形ではない

 

心に刻み、時代を超越して、未来に繋げていく

時を超越しうる真の心である

 

(失われてはならない、智慧とは、そういったものではないのか)

 

 

 

 

 

 

3月11日