続きまして。
今回の旅で一番楽しみにしていたところ。


箱根旧街道石畳!!

異世界につながっていそうな、
霧の中の橋を渡りました。


想像以上に歩くのが大変。
前日の雨で、滑りやすかったのもあるけど。


一歩一歩足元を確かめて進まないと、
転んでしまいそうで。


歩くのが困難な道は、
必死でそれどころではないので
写真はありません。

でも、とても楽しかった。
最近、苔が気になるんです。
歩くだけでわくわく。
必死に歩いたけど、
もう少しゆっくり時間をかけて
じっくり味わってもよかったな。


木の揺れる音と、水の流れる音。
自分の足音と呼吸の音。
良き時間でした。




さすがに小田原から芦ノ湖へ、は無理なので、
芦ノ湖から甘酒茶屋まで。
40分ほど歩いて、
甘酒茶屋で一休み。


まず、建物が素敵すぎる。


囲炉裏なんて。なんて素敵な。


甘酒は嫌いなんだけど、
甘酒茶屋で甘酒飲まないのはどうなの?
と思い挑戦。
甘酒って種類によって味が違うから、
ここのなら飲めるかも!という期待通り
程よい甘さで美味でした。
お土産用、買ってくればよかった。


力餅。2つセットなんだけど、
お店の方に聞いてみたら
1つずつでも頼めるそうで。
欲張って3種類全部頂きました。
黒ごまきな粉、うぐいす、磯部。
これがこの日のお昼ご飯。
満足。





船の時間が迫っていたので、
帰りはバスで。
必死の道のりが嘘のように、
バスだと数分でした。





素敵な空間で、美味しいものを食べる。
なんたる幸せ。


年々、自然が恋しくなる。
旅をしていると、新しいことへの拒絶反応が
起きにくい気がする。



ずっとわくわくしていられるよ。



つづく。






オノミチ






今年も行ってまいりました。
誕生日ひとり旅。


こんな状況なので、行くかどうか迷ったけど、
県をまたがず、近場でひとり、のんびりしようと。


ひとり旅を始める前は、
誕生日は毎年、
自分に課題を与えていました。
他の人からしたら大したことのないことだけど、
オノミチにとっては難しく、
耐えがたいことをに挑戦する日。
この世に生かしてもらっている自分を
戒める日。

ずっと執着していたものを手放したり、
絶対に触れたくなかったものに触れたり。

長いことそんな誕生日を過ごしていたオノミチですが。
数年前から、旅をすることにしました。

ひとりで過ごす、ということは変わらないけど、
苦痛で自分と向き合うのではなく、
解放で自分を取り巻く世界を受け入れる、
という感じ。

おかげさまで、ひとり楽しく、
素敵な誕生日を過ごしています。
大人になって、誕生日を迎えることが
どんどん楽しみになりました。
もう、すでに来年の誕生日が楽しみです。






旅のルールはいつもと同じ。
・SNSを見ない
(地図と時刻表以外はスマホを触らない)
・テレビを見ない
・人と連絡を取らない

と、いうわけなので
お誕生日おめでとう!のメッセージも
数日経ってから読みました。
送ってくれた皆様、ありがとうね。





始発に乗って、小田原へ。
そこからバスで箱根へ向かいました。
山の中をくねくねとバスに揺られるだけで
もう楽しい。


最初は恩賜箱根公園。

朝早くて、ほとんど人のいない公園を
のんびりと散歩。
広場のベンチが、前日の雨で濡れていて
休憩できなかったのは残念だけど。


雨の匂いはとても心地よくて、
葉っぱもきらきらしていて、
これはこれでとても良い景色だった。



湖が好き。
湖畔の遊歩道を歩くと、
あぁ、私は今旅をしている!!と思う。


母方の祖父母の家が富士なので、
富士山は見慣れている、と思っていたけど
やっぱり綺麗に見えると嬉しいし、
なんだか感動する。


とにかく緑が美しい。
たくさん蜘蛛の巣に引っかかったけど、
まぁ気にしない。


程よいお天気でした。




続きまして、箱根旧街道杉並木。

歩いてみたかったの。
理由はわからないけど、
杉の木が好き。
小学校の校庭にあった、
ヒマラヤ杉も好きだった。


大きな木に囲まれた異空間のようでいて、
すぐそばから車の音がする現実感。
不思議。


誰もいなかったので、
マスクを外して深呼吸。


散歩って幸せだ。



つづく。





オノミチ







出演しております
上村奈帆監督、根矢涼香主演の映画
『根矢涼香、映画監督になる。』が
9/25(金)より2週間、
UPLINK吉祥寺にて上映されます!!






上村奈帆監督、根矢涼香ちゃん、水石亜飛夢くんが登壇する
初日舞台挨拶のチケットは完売間近!!
他キャストもリモートで参加予定です。

チケットの購入、上映時間などは
UPLINK吉祥寺さんのホームページをご確認ください。



『根矢涼香、映画監督になる。』通称ネヤカンはTwitter配信で始まった作品です。
こんなご時世なので、劇場公開が延期になったり、イベント上映が中止になってしまったり…
いろいろあったけど、ついに劇場公開を迎えます!!

本当にありがたいことです。

この作品の舞台は映画の撮影現場。
きっと映画好きの皆様にはわくわくして頂けるはず。

今何かを頑張っている人、
これから何かを頑張ろうと思っている人、
頑張れる何かを探している人、
かつてものすごく頑張っていた人。
もちろん、私はそういうのいいかな…っていうひとにも優しい映画だと思っています。

どうかたくさんの皆様に届きますように!!!




出演者や作品の情報は作品ホームページをご覧ください。
作品公式ツイッターにも、いろいろな動画が上がっています!!



そして、映画ナタリーさんにも
素敵な方々からの嬉しいコメントが掲載されております!!
ありがとうございます!














ネヤカンのオーディションは、去年の今頃でした。
30歳の誕生日の翌日で、
ものすごく不運な誕生日でした
という話をしたと思う。

ネヤカンとともに始まったオノミチの30代。
ともに走り抜けたい気持ちです。



みなさま、どうぞよろしくお願い致します!!








オノミチ