１）8月23日（土）シンポジウム ふくしま発ご当地エネルギーの可能性in会津
2014年2月に開催された「コミュニティパワー国際会議in福島」。このときに比べてもご当地電力は増えている
まず8月23日には、福島の会津大学でシンポジウムが開催されます。会津電力をはじめ、震災後に続々と立ち上がっている福島でのエネルギーシフトの動き。その動きは、日本各地のご当地電力と協力して、どんな展開をしていくのか、その可能性について議論する内容です。経済学者の金子勝さんによる記念講演のほか、福島各地のご当地電力が登場するのは楽しみです。
シンポジウム終了後は、会津電力社長の佐藤彌右衛門さんが受賞した「シェーナウ環境賞『電力革命児賞』受賞をお祝いする会も開催されます。福島から日本を変えていく試みが、着々と動いていますね！ぼくも取材に行く予定です！
詳しくはこちらへ
会津電力の佐藤彌右衛門さん
２）8月24日（日）ローカルエネルギーフェスタin仙台
8月24日（日）に、われらがエネ経会議が主催するローカルエネルギーフェスタ仙台が開催されます。
太陽光発電設備の見学や、地元仙台でエネルギーシフトをめざす人たちによるシンポジウムなど、バラエティ豊かな内容です。ぼくは太陽光発電を使った自然エネルギー工作のブースを担当させていただきます。当日は太陽光で走るソーラーカーの工作づくり！とにかく晴れてほしいものです！参加をお待ちしています。
チラシはこちら
３）8月27日（水）自分のエネルギーは自分の手でー藤野電力とトランジションタウン－in東京都高田馬場
太陽光発電ワークショップで教える藤野電力の小田嶋電哲さん
ご当地電力の中でも、ひときわユニークな活動を展開する藤野電力（神奈川県相模原市）。DIY感覚ですすめる、手作りの町づくりにはぼくも驚かされることばかりです。今回は、東京のの高田馬場で藤野電力の中心メンバー小田嶋電哲さんの話を聞けるチャンスですよ。震災前までは電気についてはまったくの素人だった小田嶋さんは、いまでは家庭に太陽光パネルを設置したり、自然エネルギーでイベントを開催するプロとして活動しています。藤野電力をなぜはじめたのか？どんなことをやっているのか？そして藤野電力の母体となっているトランジションタウン運動についても紹介いただけます。１時間ちょっとの講演会なので気軽に参加できます。
詳しくはこちら
藤野電力が電力を担当する藤野の「ひかり祭り」
４）8月30日（土）みんなでつくろう！練馬生まれの自然エネルギーin東京都練馬区
東日本大震災のあと、自分たちのエネルギーを見直そうと、つぎつぎとご当地電力が立ち上がっている様子を紹介していますが、ぼくが先月引っ越したばかりの練馬区でもついに立ち上がりました！こちらは、「練馬グリーンエネルギー」設立イベントということになります。といっても堅苦しいものではあく、ヨーロッパのエネルギーシフトの様子を描いた映画『パワー・トゥ・ザ・ピープル』の上映会や、東京のご当地電力の先輩である多摩電力の山川勇一郎さんによるお話、そして練馬のエネルギーシフトの可能性を考える参加型のワークショップなど、楽しみながら関われるものになりそうです。すでに第一号の発電所も予定しているようなので、期待したいですね！そのうちこのご当地電力リポートでも紹介していきたいと思っています。
詳しくはこちら
東京都小平市の「こだいらソーラー」を見学する練馬グリーンエネルギーのメンバー
５）9月27日－28日 中津川TEH SOLOR BUDOKAN2014in岐阜県中津川市
ロックバンド「THE TEATRE BROOK」の佐藤タイジさんが、太陽光の電力だけで武道館ライブをやろうと呼びかけて2012年にはじまったこのイベント。昨年は、フォークジャンボリーなど屋外ライブの伝統がある岐阜県中津川市で太陽光による屋外ロックフェスとして開催されました。ぼくもトークイベントの司会などとして参加させてもらったのですが、２日間で１万人を越える入場者と、出演者の「何か新しいものをつくりあげるんだ」という熱気が充満していました。今年もさらにパワーアップしたアーティストたちを迎えて、盛り上がりそうです。太陽光の電力でタイジさんの名曲「ありったけの愛」を聞くのはしびれますね！
詳しくはこちら
ソーラーブドウカンで熱唱する佐藤タイジさん（提供：佐藤タイジ）
みなさん！「ご当地電力」の暑い夏はまだまだこれからですよー！ぜひいずれかには参加してみてください。それではまた！