潜在能力を引き出す金木犀 | エネルギーコンサルタント 菜夏山千晶

エネルギーコンサルタント 菜夏山千晶

エネルギーコンサルタント兼ヒーラーとして、のべ3000人の方に本当の癒しを体感して頂くセッション・セミナーを提供。 スピリチュアル漢方&薬膳スタイル講師としても各種講座を開催。

金木犀の香りが通りすがりに漂うこの季節。



重陽節に行う“秘密のランチ会"でも登場する生薬「桂花」です。

皆さんもご存知かもしれませが「金木犀」のお花です。

金木犀は、肺の質に変容が起きるエネルギーがあります。

中医学では、辛味で、温性。

肝、心、脾、胃に入り、気の巡りを良くしてくれます。

辛味は肺の働きを整え、 血流を良くし、ストレスや邪気を発散する力があるとされています。

温性のものは、気血を巡らせてくれます。

花びらを白ワインにつけて3年ほど熟成させたお酒が「桂花陳酒」

日本でも有名ですが、楊貴妃も愛用していたと言われ、当時では宮廷だけで飲まれていたそうです。

金木犀の香りには炎症を鎮める働きがあり、イライラして思考能力が粗雑になった時、金木犀の香りは、気持ちが前進し、鋭敏な感受性が生みだされる感覚があります。

私の近所にも金木犀の香り漂うご自宅がありまして、日常に追われていた頃、漂うこの香りに心が解き放たれる感覚でした。

ヨーロッパでは“潜在能力を引き出す効果がある”と言われていたそうですが、確かにそんな感覚ですね。

金木犀の小さな花から漂う雅な香りは、女性性にもかかせない、「秋の潤い超を成す」必須アイテムかもしれません。

「重陽節の秘密のランチ会」もお楽しみに。