鼠径部の詰まり(だるい、重い、やりどころがない)違和感を抜く方法 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

鼠径部が詰まるなどの違和感(だるい、重い、やりどころがない)は感じ方、表現方法に個人差がある。そもそも、もとになる体の状態が一様でないのだから感覚表現というものは曖昧なものだといえる。鼠径部が詰まると訴える女性は硬式テニスボールを使って鼠径部の圧迫を欠かさずおこなっているそうだが、楽にはなっても、詰まった感覚が抜けることはないという。なぜ鼠径部を圧迫をするのか、を聞くと、硬くなった筋肉をやわらげるのが目的なのだという。しかし、それらしい方法のようにも思えるが、違和感は抜けない。原因に対して改善方法が適切であれば問題はクリアするはず。違和感という曖昧なものは、原因を明確にしなければいけない。筋肉が硬くなっているのなら、なぜ筋肉が硬くなっているのか、その原因を明確にする必要がある。筋肉が硬くなる原因には、怪我や病気、拘縮や萎縮、緊張、加齢、運動不足、不良姿勢などある。原因を明確にして、適切な改善方法をおこなうことが大切です。
 
 

【股関節硬い】鼠径部つまり