2021年3番目の気づきは、
私には答えを探しに行くという癖が根深くこびりついているということ。
幸せや豊かさを感じにくい家庭環境で育ったため、私はいつも、どうしたらこの苦しさから抜けられるんだろう、どうすれば幸せになれるんだろう、そもそも、なんのために人は生まれてくるんだろうとか、常に疑問がたくさんあって、その答えを探し続けていた。
だから、読書が大好物。
いつも、答えを探して、本を読んでいた。
そして、少しでも、これだ!って思うものに出会えたら、その著者の本を全て読む勢いで読み漁った。
機会があれば、その著者の講演会やワークショップに行き、直接話を聞いた。
何人の著者に会っただろう。
そのおかげで、人の心理や世界のカラクリが多少理解できるようになって、少しは楽にはなったけど完全ではなく、肝心なところは満たされない感じだった。
そして、エイブラハムの本に出会った。
他の本に興味が持てなくなるほど、エイブラハムの本はすごかった。
私が知りたかったこと全てがそこにあった。
が、自分なりに実践してるつもりでも、今ひとつうまくいかない。
エイブラハムには会いに行けないし、、、。
そんな時、ハッピーちゃんを見つけた。
彼女は同じ教科書を手にしていて、しかも、現実世界で数々の偉業を成し遂げていた。
彼女がうまくいってて、私がうまくいってないその差はなんだろうってずっと考えてた。
ポイントはたくさんあるだろうけれど、そのひとつが向いてる方向が違うってことかなって気づいた。
ハッピーちゃんはいつも内側を向いていた。
自分の震えのポイントを探っていた。
わたしは、ずっと外側に答えを探していた。
何が正解?どれが正しい?
って、ほとんど、無意識に、自動的に。
答えらしきものを発見したら、今度はその枠に自分をはめ込む作業。
自分の感覚はどうでもよくて、答えにあうように自分のでっぱりを折りたたんでいくという感じ。
当たり前だけど、うまくいくはずがない。
だから、また、違う答えを探し出す。
前提が、わたしは間違っている、わたしは答えを持っていないという場所に立っているから。
このままじゃ、永遠に探す人生。
外側で答えを探している間、自分の内側の真ん中の自分の場所はお留守状態。
自分が、何を感じてるのか、どう味わってるのかよくわかってない。
このことに2021年に気づけた。
そして、タイミングよく始まったイマココ7プログラム。
徹底的に自分の内側、感覚を取り戻すことにフォーカスした。
今は、内側の自分の感覚を見つけるように心がけている。
イマを味わえてる?
ココはどう感じる?
で、どうしたい?
って、自分によく聞くようになった。
自分の内側で、ピタッとくる感覚を得られた時はとても気持ちいい。
例えば、先日、久しぶりに自分の中から湧き出た『桜餅食べたい』という願望。
ずっと、自分の中のピタッとくるポイントを探してた。
どこのお店の桜餅がいい?
桜餅に添える飲み物は?
誰と、どこで食べたい?
こんな小さな願望に4、5日付き合って、今日やっと思い描いた通りのシーンで桜餅をいただけた。
桜餅を通じて、子どもたちと楽しいやりとりをすることもできて大満足。
こうして、小さな成功体験を積み重ねて、もっと自分と仲良くなっていきたいし、自分の感覚を信じられるようになりたい。
社長になりたい!なんて言いつつ、自分の感覚を信じられないまま社長になったら、今より辛いだろうな。きっと。
まずは、イマ、ココから。