以下、今季の助っ人たちの一軍での主な成績です。
まずは投手。
・ジョンソン
28試合 14勝7敗 防御率1.85
ジョンソンは大当たりの新助っ人でしたね! 開幕から大きなスランプもなく、シーズンを通してローテーションを守ってくれました。14勝も立派ですが、防御率1点台というのが凄いです。バリントンの抜けた穴を埋めて余りある活躍でした。来季はマエケンがいないと思われるので、是非ともローテの柱として頑張ってもらいたいです。私的評価は★★★★★です(勿論5つ星で)。
・ヒース
43試合 3勝6敗4S 防御率2.36
2年目のヒースは、最終的にはいち中継ぎとして定着しましたが、開幕前に抑えとして期待されていたことを思うと、不調による離脱もありましたし、正直期待外れでした。しかし、総崩れだった今季の中継ぎ陣を見た時に、40試合以上に投げて防御率2点台なら立派なのかも。
来季の去就はまだ不明ですが、今季のヒースはいまいち起用が不明瞭でしたので、個人的には来季は大瀬良を先発に戻して大瀬良のポジションにヒースが入ると良いように思います。これが来年もまた今年と同じような起用になるとしたら、一岡や中田らか復活したらヒースは居場所がなくなるかもしれません。
★★★☆
・ザガースキー
19試合 0勝0敗0S 防御率2.40
開幕前、そのキャラクターだけが先行して話題になったザガースキーですが、外国人枠の関係もあってあまり一軍で投げることはなく終わりました。カープにとっては貴重な中継ぎ左腕ですし、愛されキャラということを考えると、ヒースと併用でもっと一軍で使っても良かったのでは…と思います。二軍では抑えとして活躍してましたしね。
19試合の登板で防御率2.40はまずまずなので、個人的には来季も助っ人陣の保険として残して欲しいところですが、一部報道では退団との話も出てますね。
個人的な思い出としては、豊橋の試合で投げるところを観る事が出来たのは嬉しかったです。打たれてしまったのは残念でした(;^_^A
…開幕前、ユニを買うと言っていましたが、結局買わずに終わってしまいました…(;^_^A
★★
続いては打者。
・エルドレッド
79試合 打率.227 19HR 54打点
言わずと知れた去年の二冠王ですが、故障で出遅れ残念な成績に終わりました。
来季も残留の方向らしいですが、今季の不安定さを考えると絶対的な信頼は出来ないかもしれませんね。
★★☆
・シアーホルツ
65試合 打率.250 10HR 30打点
カープ1年目の助っ人としては過去最高年俸という触れ込みと、カープの助っ人らしい個性的な名前で話題となったシアーホルツですが、豊橋で大爆発してくれた事以外はあまり記憶がないです…(;^_^A 成績も可もなく不可もなくなので保険として残留してもらっても良いと思いますが、年俸と成績の釣り合いが取れていないと思うので、やはり退団ですかね? 一時は残留という報道もありましたが…。
★★☆
・グスマン
34試合 打率.230 3HR 12打点
開幕4番を務めましたが、故障離脱後はパッとせず、長打も打てない事から助っ人としてはかなり物足りない成績に終わりました。年俸も高いので退団は確定的だと思いますが、記憶にも記録にも残りそうにない助っ人というところは少し惹かれます(笑)。
★
・ロサリオ
42試合 打率.258 2HR 12打点
去年の活躍が嘘のようにダメダメでしたね。5年契約中のはずですが、来季の去就は新外国人次第との事。まだ若いので残しても良いとは思いますが…。
★☆
…以上に成りますが、こうして振り返るとジョンソン以外は皆期待したほどの成績は残せませんでしたね…。開幕前に話題になったデヘススも結局支配下登録されませんでしたし…。
来季はエルドレッドとジョンソン以外の助っ人は総入れ替えになるかもしれませんが、ザガースキー、ロサリオ、シアーホルツはもう1年観てみたい気もします。伸び代に期待してデヘススも。
新外国人選手も既に何人かはピックアップしているようなので、来季も外国人枠の争いは激しいものになると思われますが、個人的には助っ人は投手2、野手2の4人くらいだけにして、辛抱強く使って行った方が良いのかな~と思います。その方が選手も日本の野球に適応するのも早いでしょうし、何だか今年はあれこれ入れ替えばかりしていてチームに落ち着きがないように思えたので…。