♡オリジナルケーキトッパーはこうやって作る!!〜ケーキトッパーが出来るまで〜 | She Said Yes! 〜海外ウェディング雑貨店EYM(エイム)〜

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こんばんは(*^^*)


昨日は朝からひたすら

ケーキトッパーやらフルーツピックやらを作っておりました。

EYM三女です。


全身焦げ臭いし、

アクリルの溶けた匂いを嗅ぎすぎて

フラフラになっています(´Д`)



というのも、

最近企業向けのアイテムを作ることが増えているのです。


直近では、

女性向けファッションブランドChestyさん

サントリーさん


の特注品を作製させて頂きました💓


一度のご依頼で150個ほど作製したりすることも有るので、

作製担当の私は大忙しです…!!

ありがたやありがたや ( ´∀`人)✨




でも、どんなに急いでいても、

オーダーの場合に妥協したくないのがデザイン✨



ケーキトッパーの場合は、

モダンカリグラファーの島野真希さんが

デザインしてくれることが多いのですが、


文字をトッパー用のデータにする際は、

・ここはもう少し太く

・使用予定のケーキのサイズと合わせて一番バランスの良いサイズは?

・全体のサイズに合わせて太さを変更

…等々、細かくデザインを調整しています。



今日は私のこだわりのトッパーのお仕事を

ちょっとだけご紹介させてください(●´ω`●)




文字をデータに変換する


こちらはカリグラファーの島野真希さんの手書き文字↓


真希さんとLINEで字のバランスを相談しつつ、

これで!という文字を最終的に写真を撮って送ってもらいます。


お客様からの特注の場合は、

真希さんとお客様でご相談いただき、

私はレーザーで作製して強度が保てそうかを確認しております。



これなら大丈夫そう!

というデザインは、Photoshopで加工し、


Illustratorというデザインソフトに取り込みます。

とっても簡単に説明すると、

このデザインソフト内の形は全て点と点をつなげて作られています。

↑例えばこの長方形なら、

四隅の4つの点を結んで作られています。


そして、トッパーの作製に必要不可欠な

レーザー加工機は、この点から点へとレーザー光線が移動して

素材を切ってくれるのです。



さて、真希さんの書いてくれた文字をよく見てみましょう。

↑拡大図(´∀`)



点だらけ。。


カットの際、レーザー加工機は

この点の部分でわずかに止まってしまうため、

点の部分は焦げが発生し、

完成品はボコボコしたものになります。



そのため、なめらかな美しいモダンカリグラフィーの

トッパーを作製するには、

この点を極力減らさないといけません。


修正前の点の数は4000個ほど。


色々なやり方が有るのですが、

ソフトを駆使しても、最終的には点を一つ一つ削除していく必要があり、

点の数は200前後にしてようやくなめらかなトッパーになります。



海外のカリグラファーさんがオリジナルの文字を

トッパーにしてInstagramで公開していますが、


たまに、文字がガッタガタのものがあります。

原因はこの作業を行っていないためで、

おそらく焦げだらけのボコボコ状態です。



この作業、手書き文字をトッパーにするなら妥協したくない部分なので、

私は手書き感を残しつつも、かなり丁寧に行っています(`・ω・´)❗




太さの調整をする


点を削除したデータは、

今度は使用に耐えられるレベルで太くします。

あまり太すぎると、線の強弱が薄れ、

モダンカリグラフィーの良さが消えてしまいます。


また、レーザー光線は少し斜めに発射されるので、

表裏で細さが異なってくるのも注意が必要です。


ここは0.1mm単位で細さを調整していきます。


最近はモダンカリグラフィーにちょうど良い

強度を持たせられる細さを見つけたので、全て合わせています♪



そして、この時点で、

「ここ折れそうだな」という部分は、

他の部分とくっつけたり、太くしたりして無くしていきます。




イメージ画像の作製とサイズ決定


全体のバランスを作製した後は、

使用予定のケーキのサイズを伺い、

画像を合成したりしてイメージ画像を作ります。

ついでにここで、

強度を考えつつデータを色々いじくり倒します。



数段に及ぶケーキの場合は、バランスが難しいので、

ケーキの直径や高さをきちんと伺い、

こんな感じでイメージもしっかりと作ります↓


ケーキに対して大きめのトッパーが

バランスが良く可愛いのですが、

大きすぎると不格好になるので要注意です。



また、好みもあるので、

特注品の場合はお客様と一緒に微調整です。



式場の方にイメージ画像を見せておくと、

挿す深さも分かりやすいです♪



ケーキの大きさは人数や式場によって

大きく変わってくるので、

サイズを合わせられるのはオーダートッパーの

一番のメリットかもしれません(*^^*)



サンプルカットして確認


サイズ等が決定したら、サンプルカットに入ります。

※EYMのトッパーは塗装してありますが、こちらはカットしたての無塗装品。



オーダーの場合も、一発作製ではなく、

必ずサンプル作製しています。


お客様に納品するものではありませんが、

カットして、


・変な点が残っていないか?

・歪な部分はどこか?

・細すぎる部分・太すぎるは無いか?

・強度の弱い部分は無いか?


等を確認します。



さらに、実際にEYMのアトリエに有る

テスト用ケーキに挿して写真写りの確認。




お客様からはイメージ画像ですでにOKを頂くので、

このあたりの確認はお客様ではなく、

私の満足いくものが出来たかどうかの確認です(・_・;)



全ての確認が終わったら、

本番用を作製してお嫁入りです♡



たまにオーダーの方向けに

同じものを2個納品する場合がありますが、

塗装の予備で3個ほどカット&塗装するので、

全て綺麗に出来た際は「予備にどうぞ」とお渡ししています。




以上が

【オリジナルケーキトッパーが出来るまで】でした♪




10月末頃より、

トッパーの価格が変更予定&トッパー系イベントを予定しておりますのでお楽しみに♡





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