愛について人はよく悩む、僕も悩んだ時期がよくあった、けれども、ある本に出会って、その本と寄り添う日々そして、多種多様な愛がもたらす現実と向き合う日々によって僕は愛という課題から自分を解放することができたと思う。

イヴシモンいわく「愛とは事故だ」
それは思考上に出てくるものではないからだ、思考化された愛が、あの肌で感じる、心で感じる愛とイコールで交わるという過信が愛の本質からコースアウトさせる。

愛の悩みは、公理のない数式を解いているようなものだ、1たす1が2なのは分かる、けど愛について考えることはAたすBの答えを探すようなものだ。
愛の哲学は数値化された人の感情の数式でしかない、けれども、人の心は数値化されるのを嫌い、心は数式で解かれるのを拒む。

僕はこう思うようになった、愛を感じたら嬉しい、ありがたい、愛を感じてくれたら嬉しい、ありがたい、けども愛をどうこうするつもりはない、それについて考えるぐらいなら部屋を掃除する。木刀をふる。散歩にでかける。

俺の愛はこうだ!なんて言ってしまったら、もうそれ以外の愛はやってこなくなってしまいそうでなんだか怖いんだ。

僕は毎日愛にみたされている。
誰のかは分からん。
それが今、心地いい。

iPhoneからの投稿