他職種からの信頼、得てますか? | ファシリハ ー 1人で悩まない!!! 成長する、成長させるセラピストになるためにー

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facilitation × rehabilitation をテーマに、
リハビリに関わるセラピストや医療福祉職の方に向けたブログ。

自己研鑽、後輩教育、コミュニケーション、
マネジメント、連携、プレゼンテーションなどをキーワードに、
より良い医療福祉の現場の創造を応援します★

他職種への不平、不満…誰かしらが言っているのを何度となく耳にしました。


看護師さんに伝えたのにやってくれない。

何回ポジショニングを伝えても、
ちゃんとできてない。

なんてゆうセラピストの声。


逆に看護師さんからは、

あのPTさんは
リハビリの状況を教えてくれない。

相談しても、
リハビリの時はできますよ、
と言われるだけ…



時には

PT、OT間ですら
方針にズレが生じます。


ズレることは悪いことじゃありません。

セラピストにも価値観が
ありますし、

セラピストが
患者さんに
ニードや思いを聞く際、

聞き方によっては
患者さんの答えは変わりますし、


時には誘導尋問に

はい…と

言わされているだけかもしれません。



良くないのは

お互い、
ここでは
セラピスト間、
患者ーセラピスト間の

ズレを擦り合わせて修正しないまま
リハビリが進んでいくことです。

片麻痺の方に、

一方は麻痺側を使えと、

もう一方は良い側を使えと…


患者さんは
何を信じて
リハビリをすれば
良いのでしょうか?


看護師ーセラピスト間でもそうです。


男性セラピストは、

離床機会を増やしたいと
病棟でのトイレ動作を依頼する。


でも実際には
病棟の
看護師さんでは、
介助は二人必要…

でも人手不足。

座ってもなかなか出ない。

本人も疲れるし行きたがらない。

看護師さんに怒る。



もしこのセラピストが

移乗動作や立ちしゃがみ、
下衣の上げ下げといった


動作ができるかどうか?

しか見ていなければ、


看護師さんが
病棟でトイレ動作を導入できない理由には
気づかないかもしれません。



関わるべきは

患者さんだけではありません。

患者さんに関わる多くの人の
大変さや苦労、価値観を知ることで、

提案の仕方も変わるかもしれません。


まずはセラピスト+看護師さんで
一緒に入り、
楽にできる方法を
見せ、できるよう
看護師さんに介入するとか。


看護師さんが
トイレ動作を実施してくれない理由は何か
できない要因は何か

看護師さんは
その患者さんにどうゆう思いで
関わっているのか?



患者さんでも

他職種でも実は同じです。


相手のことが分からないと、

相手の心は動きません。


心が動かないと

積極的なアクションにはつながりません。




自分目線では、
いつまでたっても

他の職種のことは理解できませんよ★