タイ スワンナプーム空港でSIMカードを買う 2016年8月 | ちょっとそこまで☆増刊号

ちょっとそこまで☆増刊号

週末のプレシジョンスポーツ&ドマーネ4.5親父★fairleader

タイの記事を書くにあたって、まずプミポン国王のご冥福をお祈りする。国民に慕われた国王を失って、国の平安が乱れないことを切に願う。

 

 

年に1度のタイ、今年も来た。タイトル写真はラチャダー鉄道夜市。

 

スワンナプーム空港でSIMを買う

 

空港でSIMを買うシリーズも、2014年2015年に続いてタイの3回目となる。その間に、スマホとSIMを取り巻く環境はどんどん進化して、もはやSIMフリーのスマホさえ持っていれば、解説記事が必要ないまでになってしまった。

 

到着ロビーに出てきたら、キャリアのカウンターに行って、お姉さんに「5days」などと滞在期間を告げてスマホを渡す。作業途中で再起動のパスコードを自分で入れる。

 

以上。簡単だ。APNがどうとかややこしい知識は必要ない。全部お姉さん(またはお兄さん)がやってくれる。SIMフリーのスマホも、わざわざ台湾まで行ってZenFone3を買ったりしなくても、2015年5月以降に買った端末なら、180日たてば縛りが解けてSIMロックを解除してもらえる。メインで使用しているiPhone6sも、晴れてSIMフリーとなっているので、今年の機材はシンプルに1台だけだ。詳細は各キャリヤのサイトを参照のこと。

 

 ・ドコモ SIMロック解除の手続き  

 ・au SIMロック解除のお手続き

 ・ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する / SIMロック解除

 

 

写真は到着ロビーのSIM販売カウンター。上からtrue moveH、AIS、dtac。true moveHだけが少し離れた右側にあるが、3社とも正面横並びの位置なので、すぐに分かる。早朝5時過ぎだが、しっかり営業しているので心配ない。過去に3社とも使ってみたが、価格も横並びだし、とりあえずどこかが使いにくいと感じたこともない。

 

 

今回はtrue moveHの7日用SIMを買った。1週間で299バーツ。何度買っても安いと思う。

各社ともWi-Fi接続も付いてくる。番号を打ち込んでパスワードを請求すると、SMSで数字が送られてくる。パッケージにも書かれているが、読まなくてもSMSで次々と説明が送られてくるので何とかなる。設定しておくと、駅では気がつくとWi-Fiでつながっている。

 

 

こちらはトップアップの説明。切り取って財布に入れておけるようになっているのがとても親切。パッケージを切りたくない人のために、カードサイズの薄い説明書も同封されているという丁寧さだ。

 

 

こちらは各種ツーリストSIMのパンフレット。長期間ほど割安だが、最近は日本の格安SIMも健闘しているなあと思う。

 

 

ちなみにSIMは街中でも買える。写真はマーブンクロンセンター(MBK)4階のモバイル売場。空港以外の商品もあって興味深い。

 

 

●エアポートレールリンク

 

例によってオマケで旅行情報を書いておく。

まず空港から市内までの交通。二人なら、UBERを使って快適&適正料金のタクシーでホテル直行だ。今回は一人なので、安い電車で行く。

 

 

開業当初は、市内直行の特急が運行していたが、現在はご覧の通り、各駅停車だけで運行中。

 

 

始発は6時頃なので、JALの深夜便で未明に到着すると、SIMを買ってお茶飲んでUBER登録しても、ゆったりと過ごせる。

 

列車の状況だが、通勤時間帯はまさに通勤電車になる。空港やパヤタイから始発で乗るならともかく、途中駅からだと覚悟して突入すべし。荷物が大きいと自分もまわりもキツイと思う。本来は、旅行者の便を図って特急を走らせたはずなのだが、ちょっと残念な状況になっている。採算が取れなければ仕方がないのだが。

 

今回は、途中のマッカサンで下車、MRTのペッチャブリー駅へ乗り換える。駅は少し離れているが、高架から地上へ歩道がつながっているのでスムーズに接続できる。

 

 

高架の歩道を歩いて通りを渡り、

 

 

伸びた歩道がエスカレーターで地面に降りたところが、MRT駅の入口だ。屋根もついているのでスーツケースを引いて濡れずに乗り換えできる。

 

 

スワンナプーム空港1階 フードコート

 

 

帰りの空港で最後の食事をしようと思うと、アジアの場合、市街地の食堂との価格差が大きくてためらうことがある。要するに高いのである。そんなときに、空港内の地味な場所にある従業員用食堂がリーズナブルでありがたい。スワンナプーム空港は、1階のタクシー乗り場のあるフロアの端に24時間営業のフードコートがある。写真のように地味で小さな入口だが、中は十分に広い。大陸のお客様が団体でゾロゾロと入っていくが、別に団体専用食堂ではないので安心されたし。

 

 

メニューも値段も庶民的でうれしくなってしまう。去年は最後の食事がバーガーキングだった。

 

 

なんでもない普通のかぼちゃカレー目玉焼きのせとカオマンガイ、ココナツジュースベースのいろいろ入ったデザート。入口でクーポンを買う方式で、全部で150バーツほどだったと思う。

 

 

デザートの店が綺麗だったので、お姉さんに頼んで写真を撮らせてもらった。台湾もそうだけど、アジアのデザート店は充実していてうれしい。今気が付いたけど、レンコンもあるな。やっぱり甘いのか? もう全部試してみたくなる。洗面器でもないと無理だけど(笑)

 

 

シティポイントホテル アソーク交差点

 

 

今回の宿、シティポイントホテル。スクンビット通りでBTSとMRTの交差するアソーク交差点にあり、超便利な場所だ。駅に近いと、ちょっと朝飯を買いに行ってホテルに戻るにも電車が使える。歩道橋を渡るとターミナル21だし、スクンビット通りの楽しさは言うまでもない。優雅なホテルライフを求める人は泊まらないだろうが、市内を動き回る拠点として必要十分なベッドルームだ。

 

 

ホテルソロ スクンビット2

 

 

名前の通り、スクンビットのソイ2の奥にあるお洒落なホテル。ソイ2は行き止まりになっているので静かだが、大通りから500m入ったところにあるので、スーツケースを引いて歩くのはつらい。手ぶらでも、屋台や店がたくさんあるわけでもなく、ただ歩くだけになる。

 

なので、周辺のホテルは、ソイ入口までトゥクトゥクで送迎をしている。ソロホテルも24時間ピックアップを行っており、通りに面したプルンチットセンターの車寄せまで、電話1本ですぐに来てくれる。いちいち名前を確認することもなく、プリーズピックアップミー!だけでOK。本当に24時間待機しているので、夜中に帰ってきても大丈夫だ。ピックアップ利用が前提のホテルなので、電話がないとつらいと思う。

 

小さなホテルだが、一目でわかる綺麗なトゥクトゥクに代表されるように、オレンジをテーマカラーとしてお洒落にデザインされていて快適だった。屋上には小さなプールとバーがあり、夜景を眺めながら涼むこともできる。朝食なしのプランだったが、最終日は朝食サービス。2泊しかしていないので得した気分だった。二人で泊まれば一人一泊3000円ほど。日本なら、この値段でこんなしゃれたビジネスホテルは、ちょっとないだろう。

 

かしこい旅、エクスペディア