春が近づいてきたなと思ったら、雪がちらちら降り、今週は寒の戻りの札幌
冬学期のレッスンも残りわずか
そうそう、ここ最近、半年前位からスタートした子達の成長が目覚ましいのです
1歳半のAちゃん、好奇心旺盛な性格もあって、通い始めた頃は、スタジオの全てが気になって、探索するのに夢中でした。
「でも、それが子どもの自然な姿なんだよ。」ということをママが理解してレッスンを過ごしてくださったので、Aちゃんはこの半年、思う存分自分のやり方で、音楽をたくさんインプットしてきました。
そしてこの頃は、Aちゃんの中のコップから音楽が溢れ出しているかのように、アウトプット=表現するようになりました。
具体的にどういう風に歌うかというと、歌の一部のメロディー(特に最後の一節)を歌うことが多く、レッスン中も強調しているResting Tone=主音を正確に歌えるようになっています。
歌以外でも、「Bye, bye」「Thank you」「Well done」「Here you are」など、私が短い英語のフレーズをResting Toneを含めた音階で歌います。
Aちゃんは、最近それをいつも私の後に続いてリピートしています。もちろん、リピートする必要はありませんし、レッスン中にさせることもしないので、自然と覚えたのでしょうね。
2歳のYちゃん&10ヶ月のYくん姉弟もまた、半年目でメキメキ成長中
お姉ちゃんのYちゃんは、お歌も音楽も大好きだけど、すごく照れ屋さん。1期目の後半には随分お友達や場所にも慣れ、私の真似っこをしたり、ママや弟との触れ合いを楽しんでいました。
そして、色々と音楽体験を積み重ね、2期目も終わりにさしかかったここ数週間で、Yちゃんの表現力が急上昇中
「先生、これ見て」
「これ、やって」
豊かな想像力と、独特の表現を、自信を持って披露してくれるようになって、私もママもクラスのママもびっくり
昨日、Jim Jam Drummerという7拍子の替え歌で、ムーブメントのアイデアを聞いてったのですが、幼稚園児が多いこのクラスではママより先に子供達が回答してくれるケースが多く、Yちゃんはまだ2歳ですが、「バランスやる〜!」と言って昨日もヨガのポーズのようなバランスを披露してくれたので、みんなでやってみました。なかなか大人からは出ないアイデアだったので、とても楽しかったです。
大人も子どもも、「みんなが自分のアイデアを実践して、しかも楽しんでる!」というのは、素直に嬉しいものですし、自信に結びつくきっかけになります。これは、クラスというグループだからこそ体験できることですね。
弟のYくんも、ハローソングとグッバイソングは、しっかりお膝をタップして「うー」「あー」と歌います。周りをよく見て真似しているんですね。
また、もう一人、私の心をキュンキュンさせてくれるのが、年中さんのNちゃん。フリーダンスは秀逸で、ひときわ輝いています。
可愛らしい振り付けで自由に舞うNちゃんなのですが、ビートに合わせて上半身も足も動かし、リズムをしっかり取りつつ、曲の雰囲気にぴったりな振りで踊るもんだから、目が離せません。それを見ていた他のママも、感動してました
「すごい素敵なダンスだったね〜!」と言うと、Nちゃんは「私、音楽があったらなんでも踊れるし、音楽なかったら自分で歌って踊るの」って!!素晴らしすぎません
子ども達のポテンシャルは、まるで風船
毎週のMTレッスン、
MTの上質で豊かな音楽、
自宅での音楽遊び、
など、たくさんの音楽体験を積み重ねて、
子ども達の風船=Musical Balloonは大きく大きく膨らんでいます。
でも、忙しくてクラスに来れなくなったり、家でも歌わなくなったりすると、だんだん風船は空気が抜けてしぼんでいってしまいます。リズム感も、音感も、習得できた基礎的な音楽能力は、永遠ではないのです。
まあ、それって、音楽に限らず、英語も数学の知識も同じですよね。
例えば、足し算引き算などの計算は日常で使うので、忘れることはありませんが、sin cos tanとかΣとか、学んだはずですけど記憶の片隅にも残っていません。(私だけだったらすみません笑)
とても大切な基礎的音楽能力を育てるのに、最適なのは6歳まで。もちろん、7歳以降は育たないというわけではありませんが、努力も時間も何倍もかかります。
子どものMusical Balloonに、豊かな音楽と、遊び心たっぷりの楽しい音楽体験を吹き込み続けてあげましょう!
「大人になった時に役に立つから」という目的ではなく、
Music Togetherは「子どもが、豊かな子ども時代を生きる」サポートをしてくれますよ。
初めての方も、おやすみしていた方も、現在通っている方も、
春からまた一緒に音楽作りを楽しみましょうね
各クラスで、お友達大募集中です