経験20年の臨床心理士が教える

起業で行動できるマインドセット

 

自信構築の専門家

日高潤子です。

 

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こんばんは。

 

 

 

 

 

 

悪いことやネガティブなことを

思ってはいけない。

 

失敗したときのことを

想定して

プランBやプランCを

準備してもいけない。

 

 

 

なぜなら

悪いことを考えると

それが現実になるから。

 

 

 

そんな教えを聞いたことが

あるでしょうか。

 

 

 

聞いたことがある方

いらっしゃると思います。

 

 

 

そして

心のことを大切にしている人ほど

それを守ろうと気をつけて

いるのではないでしょうか。

 

 

 

たしかに

自分が心にどのような思いを

持っているか

 

 

注意深くあることは

とても大切です。

 

 

 

でも、

悪いことを考えないように

ネガティブな思いを浮かべないようにと

 

一生懸命、

避けるだけでよいのでしょうか。

 

 

 

 

ただ、避けるだけでは

 

問題に気づかないふりをしたり

心の声に耳をふさいだり。。。

 

ということにもなりかねません。

 

 

 

 

たとえば

 

過去の体験についての

不快な感情。

 

今進めている取引についての

不安材料。

 

チャレンジしたいことへの

失敗するかもという恐れ。

 

 

 

 

こういうことに

フタをしたまま

 

「大丈夫」「私はできる」と言い聞かせ

前向きなイメージを思いえがいても

 

それはほんとうの

ポジティブさではありません。

 

 

 

 

 

どんな思考も感情も

しっかりと見て大丈夫です。

 

見ることを怖がらなくて

大丈夫です。

 

むしろ、見た方がいいです。

 

 

 

見ないふりをして

フタをしても

 

 

そこにあるものは

なくならないからです。

 

 

 

 

ただし、

気をつけるポイントが2つ。

 

 

1つは、

不快な感情やネガティブな思いに

飲み込まれないこと。

 

 

飲み込まれるとは

不安や怖れや怒りに

どっぷりとつかってしまうこと。

 

 

 

もう1つは

二次災害を起こさないこと。

 

 

二次災害とは、

今取り組んでいる出来事や感情に

 

だから自分はダメなんだ。

どうしていつもこうなんだ。

こんな自分になったのも○○のせいだ。

 

などと、直接関係のない考えを

くっつけてしまうこと。

 

 

 

 

この2つに気をつけて

自分の思いをながめてみましょう。

 

 

よい思いも悪い思いも

同じように。

 

 

 

ネガティブな思考、イヤな感情、

失敗したこと、怖がっていること

 

そんなことをながめるときは

 

 

たとえるなら

左右の靴を反対にはいた

幼稚園児を見守る先生のように。

 

 

 

責めなくていいし、叱らなくてもOK。

 

 

 

ただ、起こってくる思いに気づき

不要なものは手放し

変えたいものは変えましょう。

 

 

 

そうすることで

 

自分の思いにフタをして

自分に隠しごとをしている

負担から解放され

 

 

正直な気持ちで

現実に向かうことができます。

 

 

ぜひ、試してみてくださいね。