だいたい、いつも突き当たるポイント「何を信じて造る?」 | 女の子フィギュアの作り方☆超初心者向け講座

だいたい、いつも突き当たるポイント「何を信じて造る?」

 
何を信じればいいか? 造型をしているときに必ずぶつかる壁、というよりハードルと呼びたい。この造りは正しいのか。自分の思い描く完成図は破綻していないか。錯覚と思い込みにおちいっていないか? などなど。いつものことですが、初めてのキャラクターのときは毎回生じることです。 まだこれだという確信が得られないので半分だけ造ってます。
 
設定資料? もしくはそれをトレスした図面? 漫画ならどのコマ? アニメならどのシーン? でもこれらはあくまで平面に描かれた嘘の世界。3DCGで描かれたキャラクターでなければ必ず破綻しています。
それとも自分が「おそらくこうなるはずだ」と想像しながら描いた図面? どこにも正解はないとすると、何を手がかりに、目標に形作っていけばいい? そうなると手が止まるのは当然。
 
そんなときの指標のひとつ、似ているキャラのフィギュア手に取ること。すでに立体として成立しているのだから一番手がたいでしょう。今回の星野ひなたはもう商品化されていて、資料となる写真も豊富にあるんですけど、「ちょっとぼくの理想とちがうかな?」という感じなのです。
もうひとつ「この角度からみたときオレが満足すればそれでいい」という目標というか信条でもいいんじゃないかな? 最終的にキャラクターのイメージが壊れてなければ不満は残るけどOKというのもあり。それが初めての自作フィギュアならなおさらです。
 

迷いがある内は慎重な作業を心がけること。丁寧に形を造って、固まったら勘違いしてたからやり直し、なんて繰り返していればやがて心が折れます。それは当たり前です。それが人の心理。失敗を怖れること。それは自分だけじゃないから問題なし。

 

これに対するぼくの対策は小豆程度のねんどをわずかに盛りつけ、形を整えたら手を止めて、あらゆる角度から観察。一気に盛るのは典型的な初心者の病理です。ぼくも初めてのころはよくやってました。


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