万引き犯を捕まえた話(注意喚起) | Floral Concerto

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 お花とレースで奏でる協奏曲♪

つい先日のミンネのハンマケでの事です。


万引き犯を捕まえました!!!



という事を今日は書きたいのですが、

その前に前置きとして、


7月のHMJで初めて、万引きがありました。


13年の作家人生で初めてのことでした。


しかも、何個も!


確かに、バタバタとしていた

什器が高かった

さらにお客様を信用し切っていたし、

油断していた


という事があったとは言え、

その時取られた総額5万円程度、、


酷すぎません?!💦


この時に怪しいと思ったご夫婦がいらして、

だってその方がめっちゃ手に持ってたものが、

その夫婦が消えると共になくなっていたから。


え?ってなっても

もう遅く、

事務局に話しても、

何も出来ないと、

警察に通報しても

犯人も捕まえてられてないから

どうしようもないという事で

泣き寝入りです。。


本当に悔しかった。



ただ自分も甘かったと反省し、

旦那さんの形見である什器を泣く泣く

使わないことにして、

(実はこれが1番辛かった😭)


ディスプレイを低くして、

なるべく、万引きが起こらないように気をつけて、

ミンネのハンマケに挑みました!



ちなみに HMJでの高いディスプレイがこちら。






低くしたミンネのハンマケのディスプレイがこちら。



一応ね、隙間からも見れるかな?と思うディスプレイに変更。

今思えば、これでも死角はありましたが。。



そして挑んだ

ミンネのハンマケでは、

割と朝早く、

HMJの時に怪しいと感じた夫婦の奥様が来ました。


この人犯人候補!と思っていたので

手元を何回も見てました。


するとこの方、

何回も来ては消えて、また来るんです。。


話しかけても目を合わさない


んーー。怪しい。


でもそのうちバタバタして、

私が手を離せない時にまた来ました。


そして、作品を二点カバンに入れたところを

隣のブースの方とお客様がしっかりと目撃!


接客中のわたしではなく

一緒に出ていたトワンさんにそれを教えてくれて、トワンさんが追いかけて捕まえました。


逃げる早さがすごく

走って追いかけて腕を掴んで

取りましたよね?

カバン見せてください

いやです。

辞めてください

取ってません


のやりとり。

認めない&拒否が続き、

らちがあかないので、

ミンネのスタッフさんを呼ぶ

確保されて、

警察を呼ぶか、示談にするか?の話し合い。



犯人は、しぶしぶと認め、

2点分のお金を払うので、見逃してくれと言う。


断ると

作品は要らないので、お金だけ払うので見逃してくれと言う。


は? そういうことではないです。犯罪ですよ?。。


そして全然謝らない。。



HMJでのこともあったので、 私は許せなかった。


minneの事務局さんは、

警察を呼ぶと、2、3時間、 拘束されてしまうので、示談にするのはどうですか?

とおっしゃっていましたが. 

私はどうしても許せなかった。


ということで警察を呼んでもらうことにしました。


警察が来るまでの間に、

犯人が、トイレに行きたいと言いだし、

ミンネのスタッフさんは犯人をトイレにいかせてしまいました。


それがなかなか出てこない。


かといって、トイレまで見に行くこともしなかったみたいで、警察が来ても、犯人待ちみたいにしばらくなっていたそうです。  


しばらくしてトイレから出てきて、

2点の窃盗の罪を認め、警察に連れられて、

私に形式的な謝罪、2点分の金銭の支払いがありました。


私は、領収書を出し、しっかりと犯人に私の個人情報を全て渡したわけですが、

逆に、犯人の名前さえ知らない状態でした。。


そんなの不公平じゃないですか?と警察に言うと、個人情報なので、、

商売してる人は開示の義務がありますから、と。

ただ、私が直接犯人に個人情報を聞くのは大丈夫だと言われました。



犯人は、犯罪歴的には、初犯で

この時点での私の被害額は、2万以下、

被害者1人、犯罪場所1カ所、ということで、

逮捕は難しく、犯罪歴と指紋とDNAを残し、

夫婦揃って、もう二度としないと言う誓約書を書かせると言う方向で決まりました。

どうしても逮捕、起訴となると、

私も裁判所へ何度か行かないといけなくなり、

大変ですよ?と言われて、気持ちを治めるしか無かった。



このままこれで終わってしまい、そうな雰囲気の時に、

朝一に撮った作品のディスプレイの動画と、

今あるものと、

売れたものの、タグを調べたときに、

あと3点作品がないことに気が付きました。


こんなに作品がないなんて事ある?

て思ったら、余罪があるのではないかと思うようになりました。


友達に話すと、トイレで証拠隠滅している可能性があるのでは?と言ってくれて、

それをトワンさんに話すと、

トイレを見てくると走ってトイレを見に行ってくれました。

すると、何部屋もトイレを見てくれて、

その中のトイレの汚物入れの中から、

私の作品のなくなっていたものの、台紙、値札と一緒に友達の作品のパッケージが出てきました。


え?友達のもやられてる?



これを持って警察に連絡。

絶対に余罪があるので、問い詰めてくださいと。



お友達にも、すぐに連絡しパッケージの1部から何かとられたのかすぐに特定できました。。


その写真を警察に見せ、

犯人が持っていないか確認して貰いました。


すると、パッケージを外し、鞄の中で私物のように使われているその作品が見つかりました。


友達のインスタの作品の画像を警察に見せて、

確認しました。

一点ものだと言うことや、

作品の細部まで写していたことで、

特定されました。


インスタに持って行く作品を丁寧にアップしておくことはとても、大切だと思いました。



私の台紙の見つかった作品については、

作品は出てきませんでしたが、

犯人が犯行を認めました。


そこでまた、改めて余罪についての謝罪、支払いがありました。ここでも形式的。



ただ、このままだと私は犯人の名前さえ知らない、ということで、直接本人に個人情報聞きました。

あと、家に帰ってから、

HMJの時のお写真見返したら、

犯人夫婦が偶然にめっちゃしっかり写ってたので、写真があるので、顔を一生忘れません🤣



また、HMJでの余罪についても問い詰めましたが、それについては最後まで認めませんでした。


今回が初めて。

生活のストレスからやってしまった

と警察に話していた。


でももともと、

2点だけとったことを謝って支払って終わりにしようとしていたけども、さらに追加で3点もとっていたわけで、本当に嘘つきだから、全く以て信用できませんけども。。




お友達の件は、別件の事件となり、

お友達と犯人の旦那さんとのやりとりでの解決となりましたが、

旦那さんの対応もなかなかひどく、

とにかく夫婦揃って悪いと思っていない。



もしかしたら共犯かもしれないし、

ほんとに知らなかったのかもしれないけれど

奥さんが外でこんなにひどいことを何度も行っているのに、全くもって誠意がないです。



作品を勝手に何点も持っていって

お金を払えば解決なんて言で許されるわけがありません。


私たちは、作品ひとつひとつにすごく思いを込めて作っているし、

こだわりもすごいあります。

誰が何を買ってくれたかっていうのは、1点ものも多いですし、はっきりってほとんど覚えています。


だからこそ、一つ一つの作品に込める思いも本当に強いです。

そんな大切な作品が簡単に、奪われて言い訳がありません。 


人生かけて大切に一生懸命行っている、 私たちの思いを踏みにじらないでほしい。


警察の方の対応は

形式的な部分もありましたが、事件としてきちんと扱ってくれ、現場検証、事情聴取、写真撮影などたくさん協力しました。


時間は、正直かなり拘束され、

1人でイベント出店していたらはっきり言って対応できませんでした。


これは、逆に言えば

それを狙って示談で解決するケースが多いのかなと感じました。


だからこそ、犯人余罪が絶対にあったと思うけど

犯罪歴で言えば初犯だったのだと思います。


この事件について書く事も

以前の私だったら多分しなかったと思います。


ですが、本当に悔しい思いをしたし、

多分またやると思います。


なので、作家様方に注意喚起をしたく、

こちらの記録を残すことにしました。


犯人は捕るプロです。 

その時を狙って何度もやってきます。

目が離れるタイミングに、さっとカバンに入れて、光の速さで去っていきます。

お金を払ってもらって、解決とすると、

味をしめて、多分またやります。

ワンオペでイベントに出ていると、

トイレの時とかすごく大変だと思います。

ディスプレイも見晴らしを良くしないと 

ちょっとした死角てやられます。  


ただ、かといって、スタッフさんを雇ったりとかは難しいと思います。


なるべくお友達と並んで出るとか、

協力しあえる関係があれば、

いいのかなと思います。


朝イチのディスプレイは動画や写真できちんと残しておく事。

持って行く作品を前もってSNSに上げておくこと。この辺りも大事だと感じました。


イベントは大口の取引先が来ることもあります。

突然、すごく混み合って、目が行き届かない時もあると思います。

そういう時に犯人はやってくる気がします。


大切に大切に、心を込めて、作った作品を、

いとも簡単に何個も何個も奪われていいはずがありません。


次はまた混み合うイベントが控えています。


今回の犯人はもう私のところには来ないとは思いますが、 

私の知っている作家さんの作品をいくつか身に付けていたので、皆さんもぜひ気をつけていただきたいです。

私で話せる事は何でも話しますので

何か聞きたいことがあれば聞いてくださいね。


それでは、 

次はもっと明るい話ができればいいなぁと思います!


読んでくれてありがとうございました🙇‍♀️