ケアペッツ犬の
脱走事故について
2023年１月29日、
ワンちゃんを脱走させてしまい、
その結果、
発見されるという事故がありました。
ご心配、ご協力をいただいた皆様に深くお詫びいたします。
飼い主様にはお預かり前に、
そのワンちゃんの犬種には湿度、温度の管理が甘く、
【脱走させてしまった原因】
① サークルが低い
② スライドドアは鍵がかけられるものではなかった
③ 玄関扉が二重となっていない
④ 温度、湿度、周りの環境によるストレス
⑤ 玄関扉の鍵のかけ忘れ
・捜索の経緯
お預かりしていたワンちゃんのお世話が終わり、
ホテル内奥の部屋へと誘導し、
その後捜索しながら飼い主様と共に知人や関係者の方々に連絡を取
捜索の協力を連絡しました。
周辺の山々、海辺等を捜索しましたが発見できず
お昼頃チラシを作成し聞き込みを開始したところ目撃情報があり、
夕方日が落ちても新しい目撃情報は入らずポスティングを開始。
その後21:30頃に線路にて亡くなってしまっている状態で発見
ワンちゃんが脱走したことに慌て、
当時脱走を確認してから、捜索にあたるまでにトレーナー関係者に
捜索の協力をお願いするタイミングが遅かったこと。
社長が経営しているお店を閉店してまで、
責任者側が協力いただいている方々に指揮を取り、
全て当店の不徳の致すところであり弁解のしようもありません。
また、事故の次の日飼い主様にペットホテル内を拝見いただき、
設備の甘さも多々あり、ご指摘を頂きました。
① 玄関扉が二重になっていない。
本来であれば玄関には脱走防止のために二重の扉がなければならな
対して、二重扉は裏口へ通じる扉のみ。
② サークルの高さ
当時のサークルの高さは小型犬中型犬用の高さしかなく、
大型犬であれば飛び越える事ができてしまう高さであったことと、
③ 監視カメラ無設置
３ヶ月前に監視カメラが壊れてしまった状態のまま、購入、
脱走の瞬間や経緯なども確認ができず、
④ 扉、ドアへの鍵
受付の部屋とワンちゃんがいる部屋の境のスライドドアには鍵がつ
玄関扉も押戸でありワンちゃんの前足で強く押せば開けてしまえる
今後の改善点
① ホテル玄関の扉は押戸、磨りガラスへ変更。
② 犬のサークルは大型犬がのりこえたり、
③ 犬をお散歩へ連れていく際はドアが二重三重になっている裏口を通
④ 監視カメラの設置
⑤ 玄関や裏口、
⑥ 1日の犬の預かり状況、犬の性格、体質、
⑦ 玄関扉には人や犬が触れば音がなる様、ベル等設置。
⑧ ホテル内のスペースを広げる。
※今後の話し合いにより、変更あり
・今後万が一脱走した際の対策
捜索は逃走してすぐに最大の人数で対応し、
動物管理センター、保健所、警察等の連絡対応担当、
飼い主様への対応、チラシ作成、町内放送、聞き込み、
また、SNSを活用し早急に情報提供を呼びかける。
その子の特徴から、
当時、捜索にご協力いただいた皆様、
そして、何より飼い主様に対し深くお詫び申し上げます。
この件を教訓とし、今後の営業に生かしてまいります。
株式会社クラブサリーズ
Care Pets仁科文伽