ハート♥️型のウッドボックスの作成 | 蜂坊主のブログ

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ルアー・フライの釣りがメインのブログです。

ハート♥️型のウッドボックスを作成しました。
(一年以上温めていた案件です)
樹種は、欅材です。
底面に私の作品と判る様に刻印しました。
無垢板からの削り出しの
L字開きのウッドボックスです。
ジュエリーボックスとして
小物入れとして
はたまたルアー/フライボックスとして
(お茶目だと思います)笑
使い方は、それぞれに…

サイズは、横が約98mm
縦が約92mm
厚みが約40mm
内部コンパートメントは
蓋側が約10mm
底側が約20mm

製作の様子をご紹介します。
バンドソーにて蓋側底側に割り出したワークに
L字開き仕様の切り欠きと
蝶番の取り付け用の切り欠きを入れます。
(ワークが二個分有るのは、にゃんこ型とハート型用です)

ネオジム磁石用の取り付け穴を掘ります。

ハート型のテンプレートを貼り付け
ボール盤にてのボアビットにて
コンパートメントの荒ザグリをして
トリマーにて内部コンパートメントを作成します。
最後にトリマーを外す際に不注意にて
テンプレートを削ってしまいました!
トリマーの電源を切り
刃物の回転が止まるのを待って
取り外すのがセオリーなのですが
切削焼けを嫌って
回転しているまま外したのが原因です。

補修すれば使用可能ですので
補修しました!
がっ!またもや、やってしまいました!(汗)
写真上 最初の補修後  写真下 再度のやらかし
ダストアレルギーと花粉アレルギーの対策に
花粉症の薬を服用していますが
そのせいで( ゚ ρ ゚ )ボーとしていたかな?(汗)
気を取り直して再度補修しました!
ワークではなくテンプレートで
まだ良かったです。

ネオジム磁石と蝶番を取り付け

両面テープにて蓋と本体を貼り付け
トリマー用のテンプレートを上部に貼り付けて
バンドソーにて荒カットして
ディスクサンダーにて更に追い込み研磨切削します。

トリマーテーブルにて
アウトラインを整形します。
アウトラインを整形後に
R面取りをします。

切削焼けを研磨除去して
ガラスコーティングで仕上げました。
蓋を開けやすい様に切り欠きを入れました。
少し焼けが残りました。
切削焼けの除去に一番時間が掛かっています。
一年以上温めていた案件だったのは
切削焼けの除去が大変だからです。

一般的な角型のウッドボックスの作成よりも
加工の際の基準面を考えて作成しないと
不都合が生じますので
作成の際には注意してくださいね~!
例えば、アウトラインを先に整形してしまうと
L字開き用の切り欠きと蝶番用の切り欠きが…
(CNCフライス加工なら大丈夫です)

3月17日(日曜日)に開催される
オーガニックマルシェ
はちまるBioマルシェにてお披露目します。
販売価格は、5000円を予定しています。


では、また(⌒0⌒)/ね~~!


使用機材その他
簡易テーブルソー (製材)
バンドソー (割り/アウトライン余分のカット)
ベルト/ディスクサンダー (切削面研磨)
ボール盤 (穴空け/荒ザグリ)
卓上糸鋸盤 (テンプレート作成時)
トリマー (切り欠き/コンパートメントのザグリ)
トリマーテーブル (切り欠き/面取り/アウトライン整形)
ハンディリューター (切削焼け研磨)
レーザー彫刻器

ドラムサンダー (テンプレート作成時)
DAISO バンブーまな板 (テンプレート用)
トリマー用ビット (上・下コロ付きストレートビット/ぎんなんビット/45度ビット)
トリマー用6mm/6.35mmチャック
トリマー用自作ベース (大サイズ)
エンドミル (6mm径)
ネオジム磁石 (DAISO 6mm径x2個)
瞬間接着剤
瞬間接着剤用硬化促進剤
1.5mmドリル (蝶番の下穴)
ミニ蝶番 (12mmx13mm)
ドライバー
ボアビット (コンパートメント荒ザグリ)
サンドペーパー (切削焼け研磨/仕上げ研磨)
自作ミニドラム (切削焼け研磨)
ガラスコーティング剤 (ビアンコート)

加工の順番や方法は、多数有ります。
手持ちの機材で加工するには
どうしたら加工可能か?
手順や加工方法を考えて
ベストな方法を見つけてくださいませ。
m(__)m