やる気 | フォンテ静岡

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夏休みに入り、Jrユースは練習試合や合宿、遠征と盛りだくさんです。

やればやっただけ吸収し、成長し、伸びる時期。
この夏をどう過ごすかで1年後、2年後、将来がかわってくる。

1年生にとっては、中学生になって初めての夏休み。
3年前の1期生がまだ1年生の頃にひたむきにがむしゃらに練習や練習試合を積み重ねたのを思い出します。

夏休み前までの1期生は、それはそれは弱かった。とにかく弱かった。まず闘えていなかった。
U-13リーグも連敗スタート、U-15リーグも大量失点で負けばかり。

しかし、1期生たちは真面目に必死に取り組むことができた。
夏はとにかく試合経験も積み、ボールともたすさん触れ合い、苦しいこともみんなで乗り越えた。

なにより変わったのが闘う姿勢。

夏休みを境に激変して、夏休み後のU-13リーグは1引き分け以外はすべて勝利して3位に。
それも全選手を試合に起用して、毎試合交代枠を使いきって、チャンスをみんなに与えながら、全選手で掴んだ勝利たちだった。

なぜ、闘う姿勢を、身につけられたのか。
どこが変わったのか?


・球際に勝つことができるようになった。
相手がこわくて、接触するのを避けたり、いったふりをして逃げていた。
そこを一歩踏み込み、自分からあたりにいく勇気と、あたり方の技術を身につけることができてからは競り合いやセカンドボールをマイボールにすることができるようになり、攻撃の回数やボール保持率が上がった。

・相手のシュートを体を張って防げるようになった。
ゴール前やペナルティエリアで、相手がシュートを打ちそうになるとシュートコースに立たずに逃げたり、お尻を向けてキックフェイントで抜かれたりビビってしまっていた。
距離があるからお腹や顔にあたりそうでこわいのであり、勇気をだして間合いを詰めれば足にしかあたらなくなるので防げるようになった。中途半端に寄せきれずに止まったり逃げるから余計にこわくなってしまう。1歩踏み込むことで世界はかわってくる。
ギリギリの場合はスライディングをしたり、足を伸ばして必死に食らいつけることで今まで失点していたのがシュートを打たせなくすることができるようになった。
そして1失点の重みや痛みを知ることで、体に受ける痛みよりも失点のほうが痛いことを知った。

・仲間のため、勝利のため、自分のためにハードワークする。
【取られたら取り返す】というサッカーをやっていたなら誰でもきいたことがあるが、本当に必死に取り返すにいけていたか?
奪い返すためのダッシュは何割ぐらい?やったふりになってない?
プレスをかけるために5m素早く寄せ切ることで、ゆっくり寄せた場合にはずされ運ばれパスをされた結果50m自陣に戻らなきゃいけなくなる。5mを選ぶか、50mを選ぶか。
奪われたあとを全力で追いかけ奪い返しにいく。
抜かれたあと、必死にまた食らいつく。
味方のカバーにダッシュでいく。
フォンテプレスを覚え始めた。
ハードワークの大切さを1期生たちは1年生の夏休みに覚えた。



やる気が伝わらないプレーをしている選手は、まずは
・球際に勝つ
・相手から体を張ってボールを奪う
・仲間のため勝利のため自分のためにハードワークする。

この3つを闘うだけでもやる気が外に見えるようになり、仲間に伝わる。
全選手がやればできる。才能とかうまいヘタとかではない。
やるかやらないか。

さぁ夏もあと半分。

やれるのか?