まだまだ暑いこの季節
サッパリ系のブルーチーズを入れようと並べたのがこの子
(左、モンブリゾン 右、ダンベール)
フルムとはこの地方のチーズの意味ダンベール、モンブリゾンは
街の名前
以前は両者は同じAOC(原産地や原料、造り方等の決まり)だったが2002年に分かれたとのこと
イメージではダンベールはホテルやレストランでよく見掛ける印象
ロックフォールと並びフランスを代表するブルーチーズ
対するモンブリゾンはあまりメジャーではない
生産量もだが、味わいにも理由はあるのかも
そんな両者を比べてみました
外皮は両者ともベージュ系モンブリゾンは酵母のような白い粉
(以下モンブリゾンを先に記入)
ダンベールはカビも混ざりややグレーな色
両者とも少しゴワゴワした感じの凹凸があり鮫皮(わさびをおろすやつ)のような外観
青カビのはいりかたはまさにパセリ状、ダンベールの方は青カビの部屋?が大きい
生地もクリーム色に対しダンベールはアイボリーのように淡い色
食べるとモンブリゾンはモロモロと崩れ少しだけモッチリ感
セミハードによくある感じ
ダンベールと比べると優しい塩気、カビの風味は弱め
最後はかすかに酸味を舌に残す
対するダンベールは口に入れると歯にニチャニチャくっつくものの、しっかりした塩気、しかし口どけ豊かなクリーム感
そして青カビの風味は強い
舌の奥に残るミルク感
外皮はキノコ、カビ、ナッツの風味も
両者の違いの一番の特徴は外皮と青カビの入り方の違い
モンブリゾンの外皮はゴムのようなシコシコした感じ、生地もモチモチ感がある
ブルーチーズではあまりないタイプに感じる
この2つのチーズに合わせるワインはやはり異なる
ダンベールにはこれっ!って感じであわせやすい(筆者の好み)
モンブリゾンも間違いなくあるはず
是非とも当店でお試し頂きながらワインを楽しみませんか?
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